시작이 반이다.

思い立ったが吉日。

Prism - SHINee

 

 

그 어떤 글
そのどんな文章

그 어떤 말
そのどんな言葉

그 어떤 표정
そのどんな表情

그 어떤 빛의 언어도
そのどんな光の言語も

내겐 보이지 않던 (In love)
僕には見えなかった


그 표정도 네가 하면
その表情も君がすれば

그 말도 널 거치면
その言葉も君を通せば

의미를 띠고
意味を帯びて

From red to violet

마치 무지개처럼
まるで虹のように

내게 펼쳐져
僕へ広がっていく


*눈부셔 볼 수 없던
眩しくて見えなかった

투명해 보이지 않던
透明で見えなかった

너의 그 두 눈빛으로
君のその眼差しで

내 맘을 비추어
僕の心を照らす


**내 맘 Baby 비추어
僕の心 照らす

(비춰줘 Baby)
(照らして)

내 맘 Baby 비추어
僕の心 照らす

(비추어 Lady)
(照らす)

내 맘 (Oh) 비추어
僕の心 照らす

(Uh Prism Prism)


내 맘을 비추어 Yeah Yeah
僕の心を照らす


***텅 빈 내 맘을 분해해
空っぽになった僕の心を分解して

몰랐었던 감정들로
知らなかった感情たちで

날 가득 채우고
僕をいっぱいに満たして

투명한 그 두 눈빛으로
透明なその眼差しで

내 맘을 비추어
僕の心を照らす


보여줘 보이지 않던 걸
見せて 見えなかったものを

말해줘 세상에 없던 걸
話して 世界になかったものを

새빨간 네 입술이
真っ赤な君のくちびるが

물감처럼 내 심장을 물들여
絵の具のように僕の心臓を染める


뭐든 네가 하면
何でも君がすれば

그 말도 널 거치면
その言葉も君を通せば

의미를 띠고
意味を帯びて

From red to violet

빛의 스펙트럼
光のスペクトラム

내게 펼쳐져
僕へ広がっていく


*Repeat


**Repeat


내 맘을 비추어
僕の心を照らす


***Repeat


깜빡인 네 눈썹이
瞬きする君のまつ毛が

붓처럼 날 덧칠해
筆のように僕を染めて

당연했던 모든 것들이
当然だったすべてのものたちが

모두 의미를 가져
すべて意味を持って

Huh


**Repeat


내 맘을 비추어
僕の心を照らす


***Repeat


비춰줘 Na na na
照らして

 

 

 

GQ KOREA 10月号 - TAEMIN

 

 

たった今、テーブルを触りながら手を動かしてましたが、振り付けのようでした。

僕がそんなことしてましたか?職業病のようですね。(笑)

 

SHINeeがデビューしてから8年ですね?職業病も8年目ですか?

今回のコンサートのときに感じたことが、昔はステージで間違えないようにしよう、失敗なくしよう、ひとつひとつの動きを正確にしよう、それが優先でした。そうしていると、初めからすごく力を入れるので、途中からはディテールがちょっと崩れたんですよ。そうすればするほど、もっと努力しなければならないということばかり考えましたね。でも、ステージだけのエネルギーについてどんどん分かってきました。力をどのように使うのか、感じることができます。

 

こんなときはこんなふうに、そんなときはそんなふうに、頭を使うという話に聞こえないですね。

はい、ちゃんと上手にコントロールできるという話ではないです。ステージではステージだけのパワーがあるんですけど、それが何であるのか感じることができるんですよ。その力で進むことが分かるようになったということです。単純です。僕は本当にステージが好きなんだな、と感じることができます。それで進みます。

 

ハマっているんですね。

はい、僕にハマっています。人々が僕をどんなふうに見るだろうか、そんな考えが消えます。音楽ごとに雰囲気とか流れとか、世界観があるじゃないですか。そこに僕がひとまず入り込めば、人々の視線や反応は一緒に乗ってくると思います。一緒に進むんですよ。僕にだけフォーカスを当てます。ステージではそんなふうになります、今は。

 

どんなきっかけや機会がありましたか?

振付師たちと話をしながら、こうなったと思います。僕がやりたいままに、それ自体が正解だと言ってくれました。自分自身を信じて、恥ずかしがらずに、すべてのことが当然だというようにやれ、そんな言葉を聞いて、本当に失敗することが怖くなくなりました。もちろん集中できないときもありますけど、ひとまず集中できれば時間が消えてしまったような気分になります。

 

話を聞くことと体が動くことは全く異なるはずなのに、準備ができていたみたいですね。

分からないです。言葉で表現することが難しいです。でも、僕にとっては休むことが本当に重要です。

 

部屋で横になっている時間ということですか?

はい、ひとりで休む時間がすごく必要です。今回のコンサートを準備するときも、みんな一緒に練習する時間以外は、何もしなかったです。部屋で寝てばかりいました。映画を見てから寝ることが、僕が個人的に公演のためにした準備です。

 

ひとりで寝てばかりいる部屋とみんなが見守るステージとのあいだの間隔は小さくないはずですが。

僕は誰にでも露出しなければならない職業を持ちましたけど、皮肉(アイロニー)にも人が多い場所が嫌いです。

 

そう見えます。

はい。(笑)でも、ステージとはまた違います。僕は演技もしてみましたけど、カメラの前では恥ずかしいんです。消極的になりますし。でもステージに立つと、何だか躊躇いがなくなると言えばいいのかな?すべてを見せてあげられるだろうという感覚があります。芸能人ですけど、芸能プログラムに出て僕を見せるのはすごく大変です。
閉じ込められたような気もしますし。

 

そんな意味で、ステージは開かれた場所ですね。

そうです。こうして飛びかかっていける場所。僕は何かきちんとやれる場所が欲しいです。実は、僕はそうやって胸に響くものが必ずないといけません。ちょっと前に日本で発表した「Good Bye」のような場合、日本語の歌詞に、ひとりで道を歩いていくという話が出てきます。僕はそれを、僕自身の内面に向かって行く、そんなふうに感じました。そうやって(感情)移入していたら、ステージがそうなりました。何かが一致する感覚。歌詞を発音して、動いて、どんな演出をするのではなく、ただ何かひとつになったような感覚を受けました。

 

全盛期という言葉があるでしょう。自分自身を置き換えるなら、どうですか?

はい、周りからそんなふうに言われます。僕は今24歳なんですけど、いちばん良いときだ、みんなそう言います。
分からないです。僕は何もかも吐き出したいんです。

 

すべて吐き出したら、どうなるんでしょう?石炭はすべて掘ると枯渇しますが。

違うものを探し求めるでしょう。僕には自然なことです。インスピレーションがなくなるわけではないですから。

 

今その言葉を言いましたが、目つきがちょうど「こう」なりましたね。

欲心が本当に多いです。僕の音楽、僕の姿を、もっとたくさんの人に見せたいということです。最近、音楽市場もそうですし、テレビ音楽プログラムも昔ほど活発ではないように思いますし。僕の存在を知らせて、たくさんのステージに立って、そんな欲心です。日本でもきちんとやりたいですし、韓国でもきちんとやりたいですし、男なら大根でも切れ、そんな話をするじゃないですか。一度生まれた人生ですけど、きちんと一度やらなくてはならないだろうか、きちんとやらなくてはならない、そういうことですね。

 

きちんとできなかったんですか?

欲心が多いからです。

 

基準が上がり続けていくんですね?

本当にそうです。

 

運命的な1曲が必要だということですか?

はい、メガヒット曲というものたちですね。

 

明確ですね。「テミン」にならば、誰もが最高にさせてあげたいでしょう。しかし、あまりに整えられたシステムがむしろ妨害になったりとか、そんなことはないですか?

僕がちょっと何というんでしょうか、大らかだと言えばいいでしょうか、不満がないと言えばいいでしょうか。ただ挑戦すること自体がすごく好きです。SHINeeというチームがもともとそうですけど、僕個人にも、何だかいつも実験的なものが来ます。服とかヘアスタイルのようなものもです。そういうことを怖がらないです。実際、あまり気を使わないです。

 

ふと「Sherlock」初ステージが思い浮かびましたへ。そのときに目を覆うロングヘアスタイルをしましたね。歴代のSHINeeのステージの中で、いちばん好きなステージなんですが。

あ、本当ですか?ありがとうございます。

 

そのステージでは「テミン」というイメージが消えてしまったようでした。単純に顔がよく見えなかったです。どうしてか、それが印象的でした。世界中のすべての人が知るテミンなのに、「あの子は誰だろう?」ふと気になったんですよ。

そんなふうに見られることもできるんですね。僕も僕が気になります。

 

最近、ハマっていることはありますか?

僕は本当に夢中になるスタイルです。ただあり得ないことに夢中になって、最後まで考えることが好きです。部屋で映画を見ても、映画を出てくるある椅子に夢中になれば、見ながらでもその椅子のことだけ考えます。最近は、僕はビリヤードに夢中になっていて。

 

ビリヤードは、ひとりでできないじゃないですか。

はい。本当に親しい友だちがいます。一緒にいても、気を使わない子たちです。ひとつの空間にいても、本当に何も話さないです。家にいたら、ただこういきなりやってきて、それぞれやることをやって、ごはんを食べるときは一緒に食べて、帰る時間になったら帰る。実は、あまり帰ることもないです。みんな寝て帰るので。10年以上になる友だちです。練習生のときから会っている友だちです。

 

メンバーたちとはどうですか?

5人の目標がみんな似ていると感じます。もっと見せたいですし、もっと登っていきたいですし、もっとうまくやりたいエネルギーがあります。実は、僕たちにはヒット曲というものが、SHINeeといえばパッと思い出すメガヒット曲はないと思います。そうしてみると、メンバーたちがまだ欲求を解消できていない面もあると思いますし。

 

新しいアルバムはどうですか? 新しいアルバムについて、テミンのコメントを入れてみますか?

SHINeeのアルバムについては、僕は話をするより、いつも聴く側を選びます。出しゃばってしまいそうで、慎重になることがあります。大義に従うというんでしょうか。今回のアルバムは、相変わらずSHINeeらしいですけど、何といえばいいでしょうか、簡単だといえば簡単?僕は、ちょっとシンプルだと感じました。

 

今「簡単」だと話す表情、面白いですね。僕ははるかにもっと難しいこともうまくできるけどわどうしてこんなに問題が簡単に出るんだろう?、と言っているようでしたよ。

僕がですか?(笑)今回は、大衆との呼吸だとか、エネルギーにバランスを合わせようという側面があります。その必要性があるという判断がありました。でも、ステージに上がってみれば分かります。

 

SHINeeの歌の中で、不思議なほどに愛着を感じる歌があるなら?

ジャンルの問題ではなく、「お姉さんはとてもきれい」が僕がいちばん好きな曲だとお伝えできると思います。僕を本当に刺激した曲なんです。デビュー曲なんですけど、録音をした当時、僕のパートがちょっとなくて。プライドというんでしょうか?僕も歌手なんですけど、歌を歌いたいという思いを強くしました。

 

そうだったテミンが今は。

いいえ。足りないです。

 

コンサートでSHINeeの歌を続けて聴きますが、今になって、同じ時代を生きているんだな、そんな思いが浮かびました。特に「Lucifer」を歌ったときで究極に感じましたが、SHINeeは止まったことがないんだな、ずっとやってきたんだな。終わりがでてこないんだな、そんな言葉たちが思い浮かびました。

本当にありがとうございます。

 

未来は何でしょうか。

僕はやってみてダメなことがあれば、ダメなんだろうなと思うことはあります。でも、絶対に諦めることはないです。

 

諦める必要はないです。

僕の考えもそうです。

 

よし、一度やってみましょう。

僕はやるといえば、やります。

 

 

GQ KOREA 10月号 - MINHO

 

 

2010年にもわたしがミノをインタビューしましたね。そのあいだに僕はすごく変わりました。

僕もすごく変わりましたよ。デビューして2年くらい過ぎたころですが、そのときに比べると、今は本当にたくさんのことを経験して、精神的にもすごく成熟したと思います。

 

どんな種類の経験ですか?

活動するときだけでなく、日常的なこと、本当に些細な、昨日食べた夕食…ちょっと大きいものを話せば、先週終えたコンサートのようなものです。そうやって問い正すと、本当にたくさんのことがありましたね。

 

反芻して繰り返し口に出すほうですか?

ちょっとたくさん考えるようです。僕なりの基準で、これは良かったこと、悪かったことを、選び出すほうだと思います。

 

それなら、2010年と今までの経験の中でどんなことが決定的でしたか?

デビューしたときから、漠然と考えていたことで感じてきたことなんですが、それをはっきりと悟るようになったきっかけがありました。僕が気楽な人たちといるときに見せる僕の姿、それ自体が大衆たちにもっと近くに近付いて行ける姿ではないだろうか、という思いです。それが僕の正直な姿ですが、今までは僕も気付かないうちにびくびくして、ちょっと隠そうとしなかったのかな、と思います。ふとこれを悟ったので、僕自身についてもうちょっと知っていきたくなったときがありました。

 

いつくらいですか?

約2〜3年前?明確な事件があったわけではないです。デビューする前、人間 チェ・ミノの姿を知る友だちと、デビュー後に出会って本当に親しくなった人たちが見るSHINee ミノは、イメージがちょっと違ったでしょう。デビュー後に親しくなった人たちは、やむを得ず、僕に対するイメージと偏見があるじゃないですか?心を開く部分に限界もありますし。その差をちゃんと感じられずにいたら、デビュー以降に出会った友だちと互いに心を開き始めて彼らが僕に接する態度を見て、僕が感じたようです。「もう、SHINee ミノに見えないね。人間 チェ・ミノが出るのがもっと良い」と、話すのを見たんです。

 

その悟りは、ミノをどのように変化させましたか?

あ、こうやって気楽な人といるときに僕のこんな姿が出てくるんだな。自分自身でちょっとキャッチしたようです。そんな姿を覚えておかなければならない、と思いましたし。例えば、新入社員が会長の前で面接を受けるときに目立つ行動はできますが、おかしな行動はしたらダメじゃないですか。
失礼を犯さない範囲で、僕が気楽に行動するときはこんな姿があるんだな、と分かるようになったことですね。実は放送ではカメラと照明スタッフの方たちがいらっしゃるので気楽にできない部分がありますが、僕の気楽な姿を自分自身で分かるようになったので、活用しなければならないと思います。慣れないスタッフとの「ぎこちなさ」を和らげる方法、戦略、職業ノウハウ、そんなものを学んでいくようです。

 

演技にもとても助けになったようですが?

そうですね。演技するときにいちばん助けになりましたね。カメラの前で、ちょっと楽になったと思います。もちろん、デビュー年数もちょっとありますし、そのあいだにやってきた作品たちがあるので楽になったこともありますが、僕が表現するときにいろいろなことを考えられるようになりました。

 

心の中まで覗き見ることはできない、画面からのみでミノの姿を確認する視聴者の立場で、ミノが新しく見せた決定的な瞬間があったなら、ドラマ<初めてだから>の中の姿です。

うむ…。本当にそれをちょっと感じられたなら、僕もたった今ちょっと驚いたことが、さっき話したその悟りを感じてから、初めて演技した作品です。カメラが本当に不思議なのが、人の表情と外見だけを撮るもののようですが、空気の流れもすべて読むんです。<初めてだから>のテホは、僕の年齢と合ってて、僕が同じ視線で見つめることができるキャラクターでした。昔は、外見だけ、上辺だけを華やかにしようとしていたなら、今はもうちょっと「頼もしく」確かなものにしなければならないという考えをたくさんするようになったと思います。

 

ミノの演技をもっと見たいという気がし始めました。5月に公開した<ケチュン婆さん>も、この後に作品がぞろぞろと出てきます。ドラマ<花郎:The Begining>からスタートですね。

それはたった今、撮影が終わりました。撮影は、ちょっと大変でした。時代劇の衣装が汗を吸収できなくて、汗がすべて足のほうに流れ出すんです。わ、韓国がこんなに暑いんだな、慶州は本当にこんなに暑いんだな、夏に時代劇は本当に…。(笑)映画は<ケチュン婆さん>以降、ふたつ以上は撮りましたが、ひとつは今年に公開するようで、ひとつは来年に公開するみたいです。

 

マ・ドンソクと一緒に撮影した自主制作映画<ふたりの男>が楽しみです。痣ができた顔のスチールカットが公開されましたね。

新しいキャラクターをやりたいという欲求があったようです。運よくシナリオが僕に入ってきました。僕の人生とキャラクターそれぞれを円だと見ると、ある程度は交集合があるじゃないですか?でも、この映画は年齢と性別ばかりがほとんど同じで、重なる部分が本当にないです。
それで、さらに引き込まれたんだと思います。そのキャラクターに近付いてみたい…。低予算自主制作映画で、ある意味ちょっと強い内容も出てくるので、会社から許可を頂けないと思いました。僕がやりたいという意思をちょっと表現しましたね。

 

満足ですか?

先輩たちと撮影するとき、経験に押されるという考えがちょっと浮かびました。例えば、教授にレポートを提出しなければならないとするなら、それをただ提出する学生がいますし、要点だけ示して簡単にする人がいますし、教授の性格を把握して文字の大きさまで気を使う人がいるじゃないですか。そんなことが経験の差なんだと思います。映画をすべて撮影してから見ると、あ、先輩はこんなこともすべて分かっていらっしゃるんだな、そう見えます。

 

最近、楽しいですか?

本当に楽しいです。実際、僕のような場合は演技とSHINee活動を並行しなければならないときなので、余裕を持ってひとつにもっと集中したら良いだろうという思いが浮かぶときもありますが、最近はちょっと反対に考えようとしています。並行したので、もうちょっとクリエイティブなものが出てくるようですし、ステージに立つときと演技するときの僕の姿がどんどん変わるので、僕自身もちょっと面白いみたいです。ファンの方たちもそれをものすごくすきでいてくださるようですし。僕もそれをアピールしたいです。

 

ひとつにだけ集中すれば、もっとうまくできるという残念さは?

そのために与えられた時間の中で、もっとベストを尽くして、もっと努力するんだと思います。そして本当に幸いなことは、本当に体力は誰にも負けないほどなので…。韓国で、パク・チソン選手の次に体力があると認められるほどにです。(笑)

 

5月<SNL KOREA>に出てから、デビュー当初のぎこちないラップをする「黒歴史」動画を再び真似しました。思い出ですか?

未熟に見えないようにと成熟したふりをする姿が可愛かったと思います。またそのときに戻っても、たぶん同じような行動をするでしょう。もちろん、今の僕の考えを持って過去に行ったなら違うでしょうが、すると何ていうんでしょうか、すごく早く悟ったら面倒を見るのが嫌になるような感じ?全部のことをすべて知ることは、面白くないじゃないですか。

 

親しい人たちとは、普段どんなふうに遊びますか?

ただお酒を飲んで、最後には(東方神起)チャンミニヒョンの家に行って、くつろぐのが僕たちのパターンです。チャンミニヒョンの家がいちばん良いので、その家が「終電」なんですが、それなりに楽しいです。2年前の年末に<未生>がちょうど流行ったときは、会社員のコンセプトで服を着て屋台でお酒を飲んで、全国の美味しい店や喫茶店を探して食べに行きました。そんなくだらないことをします。

 

「サムボジ」という言葉をもしかして知ってますか?

知らなかったんですが、ファンたちに聞いてみたら、3階の父という意味らしいです。コンサートのときに僕が3階にいるファンたちもしっかり見てあげるので、そんなあだ名が付いたんですね。コンサートに来たら、近い席に座ることもありますし、遠い席に座ることもありますし、それは本当にランダムです。遠くにいらっしゃる方たちはちょっと近くに行ってしっかり見て差し上げたいんですが、それができなくて申し訳ないです。

 

ミノの思いやりを目撃した逸話たちがインターネットにたくさん上がってきています。

それは両親の影響であると思います。いつも「謙虚でいろ、努力しろ」とおっしゃいます。

 

その性格が辛いときもありますか?

ないです。全く。それに疲れれば、偽物でしょう。

 

ソウルでどこがいちばん好きですか?

僕は最近、大学路にハマっています。親しいヒョンが演劇をしているので、大学路によくいきます。その方面は空気がちょっと違います。僕には新しい空間で、インスピレーションを得る気分になります。あ、それと建大方面も好きです。建大生なので。

 

建大前は慌ただしくて、飲み屋も多くて…。

すみません。そのうるさい人の中のひとりでした。僕が。うははは。

 

最後の質問。2010年に比べると、口調も考えも変わりましたが、格好良い容姿は相変わらずですね。同感ですか?

ちょっとした違いですが、僕は変わったと思ったりはしてなくて、成長した感じはあると思います。年をとったというよりは、成熟しました。昔は鏡を見るとき、何も考えてなかったです。最近はローションをつけるときに、ちょっと奥妙な気分になります。これが、すごく分からないんです。これは僕で合ってるのかな?、こんな考えもたまに浮かびますし、複雑です。最近、どうしてそうなのかな?

 

どんなことが変化しましたか?

言葉で説明することが難しいです。まず、毎朝ひげ剃りをするという点は2010年と変わったことだと思います。そのときは毎日しなかったですね。うはは。

 

 

 

GQ KOREA 10月号 - KEY

 

 

最近でいちばん興奮したことがあるなら、何ですか?

カムバックとドラマ<ホンスル男女>撮影です。カムバックについては、ものすごく気が立っているのもありました。ドラマ演技は初めてやってみることなので、他の仕事をするときと気分がちょっと違います。今新しい仕事をすることになったということ、僕はそれが嬉しいです。

 

頭はどうしてそんなスタイルに切ったんですか?

記憶に残らないんじゃないかと思いました。そして、それぞれのキャラクターが持つ要素たちにすべて説得力があったら良いだろうなと思ったんです。本人は洗練されていると思っておしゃれするんですが、人々は認めてくれない感じを出そうと思って、そんなヘアスタイルにしました。作家さんは僕が洗練された公務員試験生を演技することを望みますが、超お金持ちの公務員試験生だからといって、GUCCIのトラックスーツを着るような感じではないと思ったんです。むしろアディダスが数十着あれば、ありそうでしょう。僕が服を好きだからといって劇中状況と関係なく、ずっと服を着替えていたら現実感が落ちるじゃないですか。おしゃれな人たちは、そうではないと思います。

 

いつも自分自身を客観的に見ようとすると言いましたね。自分自身の長所は何だと思いますか?

僕の長所は、すでにこの業界で活動を8年したということですね。

 

認知度のことを言っていますか?

違います。あれこれ撮影をたくさんしてみたので、現場が気まずくないです。セリフを噛んだらダメだとか、動線が重なったらダメだとか、そんなことをよく分かってるでしょう。スタッフたちを不快にすることがないですね。

 

とても消極的な長所ですね?

僕はそれがすごく大きいと思います。もちろん、人々が気付く長所ではないでしょう。それを知らなかったときにだけ、気付くことですから。僕をキャスティングする理由をよく話してくださらないので、何が長所なのかはよく分からないです。どうして今も、イ・ジナ先生の演劇<地球を守れ>に僕をキャスティングなさるのか、疑問です。(笑)

 

ミュージカル、演劇、ドラマなど、多彩じゃないですか。どうやってここまで来ましたか?

このすべてのことが、僕の計画ではなかったです。22歳で初めての機会がやって来ました。どの誰が22歳で、意志を持って思い切って決断するでしょう。僕はただ機会が来たからやったことで、それが縁となってミュージカルにずっと出演してるんです。ただ瞬間に忠実でしたが、どういうわけか、ここまで来ていますね。

 

ちょっと意外ですね。自分自身がどうやって進んでいるのか、正確に理解している人のようで、持続的にミュージカルと演技をすることは、何かとても大きな動力があるのだろうと思っていました。

演技はひと際用心深いです。「こんなふうにすればうまくできる」と言えないものが演技じゃないですか。僕がどんなにうまくやろうと努力しても、視聴者が見ることに負担を感じれば、それは負担を感じる演技ですから。この部分に関しては、全く計画を立てることができないです。
人々は一般的に「あとで映画を一度撮ってみたいです」と言いますが、僕はそんな言葉も言えないですね。

 

ずっと前に<KEY's Knowhow>というプログラムで、ミュージカル<CHESS>初公演を終えてグッときていた姿が込められたでしょう。演技をしながら、普段では感じられない感情を感じることもありましたか?

<CHESS>は10回公演しましたが、10回ずっと毎日泣きました。すごく大変でした。20代前半でミュージカルを始めて、ただ入ってくるままにすべてやったんですね。その失敗を<CHESS>のときに、初めて経験しました。アナトリーは冷戦時代のロシアのチェス選手で、40代の既婚男性です。僕が理解することができなかったんです。内容が憂鬱だったことも、影響を与えたようでした。

 

その作品を失敗だと思いますか?

違います。恥ずかしい過去ではないです。<CHESS>に出演した俳優の方たちが、僕がこんなふうに話すことを寂しく思わなければと思います。
僕はそのときに戻ったとしても、<CHESS>をやったでしょう。そして、大変だったでしょう。その作品によって、僕が確信を持って<地球を守れ>や<イン・ザ・ハイツ>をやったと思います。今はもっと意志を持って思い切って決断できるようになって、違うものは本当に違うと言えるようになりました。

 

また記憶するに値する失敗がありますか?

ものすごく多いですよ。今も毎日毎日が「こんなではダメだろうな」の連続です。今回のSHINeeコンサートの衣装を準備しながらも、失敗が多かったです。準備したオープニング衣装がすごく納得できないものができて、公演当日に僕が服を買ってこなければなりませんでした。

 

2010年<GQ>インタビューのときに、やりたいことがすごく多いので、時間がゆっくり過ぎれば良いなと話していました。

覚えてます。今もそうです。僕の体が10個あったら良いですね。心から思います。僕の体が10個あったら、衣装素材と仮縫いまで十分に見れるでしょう。僕が見れなかったことが失敗でしょう。僕は1日が24時間であることも、恨めしいです。

 

それは考えるだけでも恐ろしいですね。10人で、24時間に及ぶ時間のあいだに、何をしようというんですか?(笑)

ドラマの台本も読まなくてはならないですし、撮影もしなくてはならないですし、カムバックのダンス練習もしなくてはならないですし、ミュージックビデオも撮らなくてはならないですし、雑誌に文章も書かなくてはならないですし、大学院の勉強もしなければならないですし、英語の試験準備もしなければならないです。

 

どうしてそんなにたくさんのことをするんですか?仕事をしないのは、不安ですか?

いいえ。仕事が入ってくることで満たされます。それがまるで僕の能力のように感じられます。一瞬一瞬、一生懸命やって、成し遂げられた結果のように感じられます。そうでない時期を経験したからです。正直、僕はデビュー当初からものすごく注目を集めるメンバーではなかったじゃないですか。僕自身を説明するまで、本当に長い時間がかかったように感じます。昔からこうやって忙しく過ごす姿を、想像していました。

 

それなら、もう自分自身について説明を上手にできると感じますか?

いいえ。まだまだです。僕が何をはっきりと見せてあげられるのか、よく分からないです。まだ何かを激しく揺さぶるに値する影響力はないですから。どんな機会が来ても、黙々とやらなければならない仕事をすれば良いだろうという思いはありますね。うまくやっている先輩たちのように、認められたなら嬉しいと思います。

 

大学院はどうして行きましたか?

芸能人として、僕が服をちゃんと着こなすこと以外に何ができるだろうかと考えました。そうしているうちに、芸術的コンテンツが人々に及ぼす影響について勉強できる大学院を知りました。特にスタイリング教育が青少年たちに重要であるような気がして「スタイリング教育が青少年たちに及ぼす影響」という論文を書くことになったんです。今は、韓流が海外の友だちに及ぼした影響について研究しようと思っています。例えば、疎外階層です。

 

影響力がある人になりたいんですか?

そうですね。良い影響を与えたいというよりは、すでに良い影響を与えていることについて明らかにしなければならないという義務感があります。歌手がそれを理解して歌うか歌わないかということは、本当に重要です。音楽の言語によって、いずれにせよ誰かは慰められて、誰かは喜びを感じるはずですが、僕たちも知らずに行われるその仕事たちを理解していれば、これからの仕事を計画することができますから。

 

そんな思いが次の音盤の方向性にも影響を与えましたか?

SHINeeらしいことをやらなければならないという思いは、音盤を出すたびに確固たるものにします。「View」とは違うものにしなければならないと悩んだりもしましたね。あわせて、最近は職業の本質についても考えました。職業の本質は、思っていたより簡単なものでした。歌手は歌を通じて、人々を喜ばせてあげて、慰めてあげるものですが、僕は僕がやりたいことばかりに固執していたようです。SHINeeのすべてのタイトル曲を、全部気に入ったとは言えないんですよ。

 

毎回タイトル曲だけでなく、他の曲が良いと言いますね。

はい。SHINeeについても、そんな気がします。僕たちはパフォーマンスをもともと重視しています。でもそうでなくても、辛い時期に明るい音楽を聴きたいという人たちの心を、僕たちがいっぱいにしてあげられたかな?、そんな部分を考えてみたことがあるかな?、と思います。今回は、すごく戦闘的な姿を見せたくないです。もっとたくさんの世代を結集して、SHINeeという修飾語を取り除いて見ても
、良いものを見せたいです。ひと言で、大衆的なものを探し求めるという話ですね。

 

そうしていると、大衆のために度を超して妥協したという評価を聞くということではないですか?

そんなことはないです。確実にです。新しくて特色がありながらも、シンプルな音楽になるでしょう。

 

自信があるという話ですね?

自信があるというよりは、恥ずかしくないと思います。自信は結果まで担保するものですから。

 

9年目になって、そのあいだSHINeeのメンバーみんなが大きな変化を経験しました。今はそれぞれ指向する目標が少しずつ異なるはずですが、この部分についてはどのように考えますか?

メンバーたちがやることを見ると、何を望んでいるのかはっきりピンと来ますね。
それを理解してあげて、認めてあげるのが、メンバーたちです。実際、たくさん話をしたりはしないです。でも、お互いがお互いを、支持して応援します。

 

次に会うときは、どんな質問をしてあげたら良いでしょうか?

僕はインタビューするのが楽しいです。僕が話したかった言葉を話すことができますから。次にも僕が生きながら感じた話たちをどんどん吐き出そうと思います。次に会ったら「これからSHINeeの歩みはどうなりますか?」と聞いてみてください。もちろん、ウィットあるようにです。そのときくらいには、これからどうやっていくのか、話すことができるだろうと思います。

 

 

GQ KOREA 10月号 - JONGHYUN

 

 

2015年12月号「GQ AWARDS」で、ジョンヒョンを「今年の歌手」に選びました。

見ました。ありがとうございます。初めてのソロ作だったので不安でしたが、良いフィードバックが多くて自分自身に対する確信を持つようになりました。自尊感情というものは、個人的感情じゃないですか。それでも、外部要素がいちばん大きな影響を及ぼすと思います。芸術をする者の立場で。

 

ジョンヒョンは、自尊感情が高い人ですか?

「そうだ」と答えられる時期があったと思います。365日、いつでも自信に自尊感情が充満する人ではないです。
誰かに対する劣等感で、さらにエネルギッシュに動く傾向があります。自尊感情が落ちれば、そんなことで克服を成し遂げようとするほうですね。

 

いちばん自尊感情が高かった時期といえば?

うまくやる人を見ると、劣等感が湧きます。そして、そこでやって来たインスピレーションで何か作り出したとき、自分自身に対する信頼が生まれるんです。もちろん、いつも最高の作品が生まれれば良いですが、システム上不可能な部分があるので、僕の基準点以上のある作品が生まれたとき。

 

その基準点は、何点ですか?

70点。僕にとってはものすごく厳しいほうなので、個人的点数でも高い気がすれば不安です。怠けたかな?、と思って。僕の音盤が100点に値すると思ったことはないです。代わりに、表現したかった雰囲気とかトラックリストのような部分にいろいろな計算がありますが、それがよくぴったり一致するようにしようと努力しますよ。

 

今まで、3枚の音盤を出しました。十分に討議の対象になったと思いますか?

そこに関しては、自信があります。大衆的成功も重要ですが、討議になる作品がはるかに芸術的だと思います。聴く人がしたい話が多くなることが、結局芸術的な作品だと思うんです。そんなものを作り上げようと、いつも努力して。

 

「GQ AWARDS」を書くときは、その音盤がもう一度、討議の対象になったら良いなという思いに近かったです。アイドルという背景は、含有量と別に内容をよく覆い隠してしまったりしますから。

大韓民国でアイドルというプラットホームの中にいるということは、相当にいろいろな意味があるでしょう。
ひとまず1番目には運が良い人たち。そして、それをキャッチした人たち?準備された人たち?だからある人たちの目には、ただ時期にうまく乗った子たちであるだけでしょう。反感はないです。僕に対する信頼がありますから。

 

今年出した正規1集<She Is>は<BASE>の拡張版のように聴こえました。

総合プレゼントセットのような音盤も良いですが、本をめくるように鑑賞できる音盤を作りたかったんです。歌詞が繋げられていなくても、雰囲気やその他の部分でずっと接点がある。それが最優先でしたね。そして、そこにコンセプトをひとつ加えました。まさに<BASE>の拡張版。
<BASE>のように僕の音楽のカラーをたくさん見せると同時に、ひとりの男を演技しよう。<She Is>に別れの歌がないのは、そのコンセプトによるものです。恋に落ちて、劇的に恋をして実を結ぶ内容を込めようとしたんです。
それでトラックリストをものすごくたくさん悩みましたね。

 

特に構成が似てますね。「ポップ」的な歌で始まったあと、ふたつの音盤すべてがDeezの曲(「NEON」と「AURORA」)をピークに配置しました。そして<BASE>ではその有名なThe Underdogs、<She Is>ではブライアン・マイケル・コックスの参加作が後半部分を始めますね。やや典型的ですが、ジャンルの文法に忠実な歌。

起承転結に対する計画をすごくたくさんしました。びっしりと。でも僕、仕事するときだけそうです。
それ以外の部分はすごくだらだらしてますよ。仕事をするときだけ、頭がおかしくなった人のように執着するほうです。芸術家たちはみんな偏執症があったと思います。そしてそれが良い方に作用するみたいで。

 

集中してから、だらだらに抜け出るときの気分とは?

異質感はないです。僕は生涯こうやって生きてきましたから。でも一緒に仕事する人たちは、僕がいつもすごくピリピリして用心深くなる部分があると言ったんですよ。なんか油断できない緊張感を作るキャラクター?

 

そうやって共同作業では、主にどんな部分を担当しますか?

初期に出した歌たちはトラックまで僕がすべて作った曲が多いです。最近は、メロディーラインを書いたり、全体プロデュースをもっとたくさんします。短くスケッチしたニュアンスを共有したあと、この曲をビルドアップさせてみますか?、みたいなやり方ですね。プロデュース欲が大きいです。この曲がどの方向で流れていかなければならないという基準は、僕が握っていなければと思います。
実は、僕はすべてメンタル争いだと考えます。ステージも、人が出会うときも、誰かと一緒に音楽を作るときも、お互いが負けないように本当に一生懸命に作業してみると、シナジーが出てエネルギーが爆発するようになるものでしょう。

 

インタビューもメンタル争いですか?

はい。でも、必ず勝とうと思うわけではないです。僕がこれほどエネルギーを噴き出したとき、相手も緊張して素敵なものを作り上げようと努力すると信じます。美しいオーラを噴き出すでしょう。だからインタビューするときもものすごく集中します。単語選びも正確に。普段はこんなふうに辞典的単語をたくさん使ったりはしないです。

 

よく使う公式的な表現がありますか?

物理的な。物理的条件が可能な線で、のような言葉をたくさん言います。いろいろな意味があるじゃないですか。単純に心とかけ離れた何かでもあるだろうし、時間と関連した話でもあるだろうし、例えば「SHINeeはいつまで一緒にいられますか?」のような質問を受ければ、「物理的に可能であれば、いつも一緒にいるでしょう」と答えます。突然、ひとりが移民に行くとか言えば、その瞬間にはいずれにせよ物理的に離れているということですから。

 

物理的妨害さえなければ、自信があるという言葉のように聞こえますね。自信を確実にコントロールできるという。

自分の確信が重要なことだと思います。自分自身ですごい人だと信じることが。さっき言ったように、人々は僕が自尊感情が高いだろうと推測しますが、僕は劣等感も大きいです。さらに練習生のときに、クリス・ブラウンに劣等感を感じたこともありました。

 

とても遠くないですか?

遠いですよね。でも自尊感情があるので、劣等感も感じることができます。クリス・ブラウンは僕の年齢でデビューしてすでに素晴らしいことをしたのに、僕はここで何をしてるんだろう?、と思いながら練習しました。

 

いちばん大きな劣等感を贈った人は誰ですか?

家族です。僕のお母さんは、すごい人です。僕が中学校のときに大学に通われました。僕がこのままでいたらダメだという、しっかりしなくちゃならないという刺激をずっとくださいました。言葉ではなく行動で、僕に怒ったこともないです。僕が検定試験を受けたんです。高校を退学するときにお母さんを説得したことがあるんですが、そのときお母さんが僕を信じたそうです。僕に対する大きな信頼を持った初めての瞬間。

 

どうやって説得しましたか?

ただ学校に通うのが嫌だ、音楽をやるんだ、ではなく、退学する理由とそのあとに何をするのかを、本当にすべて書いていきました。そのときが、高1たったんですよ?周りの人たちがみんな、ジョンヒョンを止めろと言うんですが、お母さんは僕を信じてくれました。今まで生きていく中で、僕に教えてくれたものたち、お互いに信頼を与える方法のようなものたちを、僕がそのまま実行して、その意に従うしかなかったようです。

 

17歳のジョンヒョンも、すでに計画的な人でしたか?

未来に対することだったらです。何歳で結婚して、何歳で卒業して、僕は自分が22歳で結婚するだろうと思っていました。

 

正規音盤<She Is>でひとつのチャプターが仕上げられたという印象です。そこには未来に対するものすごくたくさんの手掛かりがありますし。今いちばん関心があることは何ですか?

公演です。ステージでやり取りするエネルギー。最近は、僕が公演で占めるに値するポジションがあるだろうとたくさん考えます。オープニング音楽でも、映像でも、僕のアイディアを利用して公演で派生させることができるいろいろ。

 

SHINeeといえば、すぐにステージが思い浮かびますが、ジョンヒョンはステージより音盤が先に思い浮かびますね。

そうです。それで<She Is>にダンサブルな歌が多いです。「この曲はどんなステージ装置が可能だろう」のような計算をしながら、曲を書きましたね。その前に、小品集<物語 Op.1>でも公演をしたことがありますが、そんな感情も好きです。これからも小品集は、正規音盤と別にずっと出すつもりです。僕の音楽の大きな幹がふた通りに分かれている時期。たくさんやりますよ。仕事することにまだうんざりしてなくて。

 

うんざりしたら、どうするんですか?

そのときになってみれば、分かるでしょう。

 

やりたくない仕事もうまくやる人のようですが?

そうです。やりたくないこともすべて理由があるだろうと、そう思って仕事をします。

 

6年前<GQ>とのインタビューでこのように話しました。「僕の欲心を2000年以前の音楽を好きな方たち、今音楽は音楽でもないと言う人たちに、認められたいということです。」その言葉は、まだ有効ですか?

もちろんですよ。実はそのときは幼くて、必ず認めてもらわなければならないと言う脅迫がありました。今はそんなことはないです。言葉の要旨は、今出ている音楽も十分に素晴らしいですが、楽器とプラットホームが変わったと、音楽ではなく表現することはもどかしいということです。当時は、認められたいと話しましたが、今はその方たちに知らせたいというマインドですね。これも美しいという…

 

さらに大きくなりましたね。ジョンヒョンさん。

傲慢になったのもあるかもしれませんね。

 

 

GQ KOREA 10月号 - ONEW

 

 

6年前<GQ>で「21世紀 少年たち」というインタビュー画報を撮影して会いましたね。「オニュ」という名前について話しながら、インタビューを始めました。その名前にふさわしい時間を過ごしたようですね?

昔でも、今でも、僕によく似合う名前だと思います。

 

多方面で活動も多く、声帯ポリープ手術、この前の足首負傷など、浮き沈みもあったじゃないですか。それを考えてもですか?

名前のおかげでこんなふうに生きなければならないだろうか、と考えたりしました。そこで、練習をちょっとやらなかったりとか、なんとなく何か間違っているときに、立て直すことができるでしょう。
この名前が好きですし、守りたかったです。

 

この前のコンサートでは、どうなったんですか?

定位置でジャンプしてからステージ前方に歩いて出て行く部分だったんですが、脚に力が入らなかったんですね。靴を履いているうちに、かなり激しく足首を挫いたんです。一旦、座ったままで自分のパートを歌ったら、痛みが押し寄せてきたんですよ。あ、ここでこうしてたらダメなのに、という思いと一緒に。

 

その状態で、最後の曲を歌ったんでしょう?

「Everybody」は、5人でなければ意味がない曲でした。必ずステージに上がらなければという思いで、靴を履いたまま包帯でギュウギュウに巻いて上がって行きました。片足で踏みしめてゆっくり歩いて行ったら、テミニが僕を引き止めて、「大丈夫なんでしょ?」と言ったんです。もともと僕が入り口が反対側に立つところだったんですが、テミニが「ヒョン、ここにいて、僕が行くよ。」と話して、行ったんです。そこで一度、グッと。キー、ジョンヒョン、ミノが、大丈夫なのかと聞いて来たんですが、その度にグッと。最後のファイティンと言うような動きは、準備されたものではなかったんです。その瞬間に出たものなんです。僕が全部台無しにしたような気がして、自分自身に怒りが湧きましたし、観客たち、スタッフたち、メンバーたちに申し訳なかったんですが、そのステージをしたら、無念さ、悔しさ、申し訳なさが、すべて消えたんです。むしろ、この友だちたちと一緒ならどんな試練も打ち勝つことができるだろうという気がしました。生まれ変わってもSHINeeになるかという質問に、冗談半分本気半分で、このメンバーならなるだろうと全員が答えたことがあったんですよ。ふいに、それを思い出しました。

 

自ら、涙がないと話していたにしては、涙と関連したエピソードがとても多くないですか?ドラマ<太陽の末裔>で最も話題になったのも、涙の演技だったんじゃないですか。

そうですね。そのときそのときに僕の思いを吐き出したものなので、必ずそうではないこともあります。でも演技はちょっと違います。僕は、本当に誰かひとりを失ったような思いで泣くんです。

涙の演技をするとき、普通、演技者たちは今まで経験した悲しかったことを思い浮かべたと言うじゃないですか。オニュさんもそうなんですか?

これといって、こんなことがあったというよりは、その状況にのめり込みます。ドラマ<太陽の末裔>のイ・チフンなら、現場から積まれて出てくる人たちを本当だと思います。僕が助け出さなければならない、誰かにとってものすごく大切なこの人が死ぬ、そうやって考えて没頭しようとします。

 

現場に忠実なタイプですね?

はい、計画は本当に立てられないです。本当に、自負できます。はは。

 

それでも、未来に対する期待があるでしょう?期待してみると、いろいろな道も模索してみるでしょうし。

何かを決めておいて掘り下げないです。僕はただ与えられる状況で楽しくやりたいんです。ある意味、優柔不断ですよね。でも一生懸命やろうとします。例えば、ドラマなら一日中その台本だけ見て、そのことばかり考えます。台本全体を2〜3日で、一度ずつ1部から16部までずっと読み直します。全体を把握して、確立していこうとします。リハーサルと違う状況、新しい現場が多いので、僕が準備できることはその瞬間にできるあれこれを最大限考えておくことです。そうやって練習してみると、現場で他の演技者たちと息をして、僕の中の何かが出てきます。

 

そんな状況のおかげで、それぞれ随分違った性格の仕事をうまく消化してきたようですね。食い意地が張ってると聞きましたが、そうやって仕事をしながら思い通りに生活するのは大変でしょう?

一度食べ始めたら、僕さえもどうしたのかなと思うほどにたくさん食べます。画面にぽっちゃりとして映るのは嫌なのでスケジュールが決まったら食べないんですが、スケジュールがないときは…あ、ドラマ撮影は予定に合わせて食べられるので、本当に良かったですよ。

 

本当に肯定的な人のようですね。

そうでなければ、僕が怒りますからね。

 

怒るだなんて?

誰かが隣で怒り出すのを見るのが本当に嫌いです。ある人によって、全体の雰囲気が曇るじゃないですか。どうして自分のミスでもないのに、僕までこんなふうにだらんと落ち込まないといけないんだろうと思います。だから、僕は怒りません。忙しくて焦ってるときにちょっとだけ苛立ったことは何度かありますが、あ、しまった、と思ってすぐに謝りました。

 

人がいつも穏やかでいれることはないじゃないですか。

良ければ、良いことですから。誰かに立派に見せるためではなく、その瞬間が素晴らしいことが僕にとっては重要です。

 

いつも良ければもちろん良いでしょうが、実際にはそうでしょうか。現実的には怒っても、どんなふうにうまく出すのかが、もっと重要じゃないでしょうか。

もしも僕が怒ったら、それは本当に何かが溢れ出てきた場合です。そんなとき以外は、怒ってもそのときには話をしないです。その瞬間だけ過ぎていけば、僕が先に近付いてごめんなさいと言うことができますから。その瞬間だけ、うまく避ければいいです。

 

オニュさんのうまく怒る方法ですね。

あ、そうですね。

 

すぐに出るアルバムはどうなのか、ヒントをちょっと貰えますか?昔のSHINeeはものすごく挑戦的な歌とダンスで人々を説得する側だったなら、進むほどに余裕を持って軽やかに接近する方法を知っているようですね。今までの流れで見れるでしょうか?

そうですね、コンテンポラリーバンドですから。今回の曲は親しい感じもあって、これは何だろう?、という感じもあります。でも分からないです。最近大衆の方たちが何をお好きなのか、よく分からないです。

 

コンテンポラリーバンドという表現を、6年前にも聞いたことを思い出しますね。でも、今の「コンテンポラリー」は、それぞれ数え切れない定義があるじゃないですか。

だから、本当に分からないです。こんなものになるのか?、と思った歌になることもあるじゃないですか。

 

歌が余裕あるものになるほど、SHINeeにも余裕が生まれますか?

本当に多くのステージをしてみましたから。経験を無視することはできないと思います。

 

これといった趣味がないと聞きましたが、その余裕と一緒に趣味は出来ませんでしたか?

活動の余裕ではなく、心の余裕です。最近は、作業室が僕の最大の関心事です。

 

個人作業室ですか?

はい、僕ひとりで使います。すごく良いです。宿舎ではいつも誰かがいるんですよ。それで、僕は準備が出来てないものを他の人が見るのが嫌なんです。ひとりで考えて練習しているうちに、音楽を見る視線も変わりました。

 

どうやってですか?

今回のアルバムは以前のアルバムとちょっと違うような気がして、あえてお話しようと思います。昔よりもっとたくさん理解して、もっとたくさん練習して歌った気がします。

 

作業室でいちばんたくさんすることは練習ですか?

歌を聴くことです。歌を流しておいてコーヒーを飲んで、歌を流しておいてお酒を飲んで、歌を流しておいて友だちを呼んで話をして、歌手という職業に就きながら歌をよく探して聴かなかったんですが、またこの歌あの歌と探して聴くようになりました。

 

成長 過程というのはほとんど似ていますが、それがアーティストならば、初めは何も考えずに好きでエネルギーだけを信じて挑んだら、だんだんと技術を積み重ねて熟練して、ついに「僕のもの」と言えるものを得るでしょう。今、「僕のもの」と言うに値するものがあると思いますか?

いまだに「僕のもの」と断言できるものはないです。でも経験を積んで余裕が出ると同時に、すごく楽な動き、表情、歌が出てくるときがあるんですが、そのときに「ベスト」だと感じます。
余裕を振りまいてみなくちゃ、こんなふうではなくて楽しくやりたくて一生懸命やってみたら、その瞬間に到達します。

 

その瞬間がよくやって来ますか?

時々です。はは。
昔は本当にステージに立つと、胸が弾けそうで、これはどうすれば良いんだろうと思ってたんですが、今はみんなが楽しく跳ねて遊べば良いんだという思いで上がって行きます。考えの転換が出来上がったんですかね。今も変わらず胸は弾けそうですが、スタート地点がちょっと変わったんですね。僕が確実にお伝えできることは、本当にステージでメンバー5人がひとつの心になったという気がするときがあるということです。この子、本当に入ってるんじゃないの?、と思うんですから。

 

奇跡のような瞬間がでしょうね。

今、僕を放ってしまえばここで全部のことをすべて感じられるだろうな、と思います。良くない例ですが、今回のコンサートの「Everybody」ステージがそうでした。僕が怪我して上がったので、みんなが頑張ってどうにか支えなければならないという思いで、これをワッと噛み締めたと思います。
僕も刺激を受けて、頑張りましたよ。

 

足を怪我したことが、災い転じて福となすことになることもあるんでしょうね?

足を怪我したことで、アルバム発売日まで延びたので、そこまでは…

 

今のそれは少年が言えない答えのようですね。

そうですかね?まぁ、経験でしょうね。はは。

 

 

 

밤과별의노래(月と星のものがたり) - ONEW & 이진아

 

 

마음이 어두워서
心が暗くて

잠드는 게 어려워져
眠りにつきにくくなって

복잡한 세상들이
複雑な世の中たちが

부지런히 괴롭혀
黙々と悩ます


창밖에 햇살이
窓の外で日差しが

내 얼굴 가득 덮어도
私の顔いっぱいに覆っても

눈을 뜨는 일이 싫은 걸
目を覚ますのが嫌なんだよ

이제 널 볼 수가 없는 이 현실이
もう君に会うことができない この現実を

다시 바뀔 수 있다면
もう一度 変えることができるなら


내가 어두운 밤이 되면
僕が暗い夜になったら

별이 되어 줘
星になってよ

네가 반짝반짝 빛나는
君がキラキラ輝く

별이 돼 줄래?
星になってくれる?

모두들 잠드는 침목의 밤 너머에
みんな眠りにつく沈黙の夜の向こう側へ

네가 내 친구가 되어 줘
君が僕の友だちになってよ


얼마나 좋을까
どんなにいいだろう

꿈이 만약 이뤄지면
夢がもしも叶うなら

너와 함께할 수 있다면
君と一緒に過ごせるなら

힘겨운 하루 끝
しんどい一日の終わり

늘 찾아오는 별처럼
いつもやって来る星のように

널 볼 수 있다면
君に会うことができるなら


내가 어두운 밤이 되면
僕が暗い夜になったら

별이 되어 줘
星になってよ

네가 반짝반짝 빛나는
君がキラキラ輝く

별이 돼 줄래?
星になってくれる?

모두들 잠드는 침목의 밤 너머에
みんな眠りにつく沈黙の夜の向こう側へ

네가 내 친구가 되어 줘
君が僕の友だちになってよ


내가 눈물의 밤 지새면
僕が涙の夜を明かしたら

빛이 되어 줘
光になってよ

나도 너의 불안한 밤에
僕も君の不安な夜に

빛이 돼 줄게
光になってあげるよ


내가 길을 잃고 헤매면
僕が道を失って迷ったら

별이 되어 줘
星になってよ

네가 알 수 없는 내일에
君が知らない明日へ

별이 돼 줄래?
星になってくれる?

모두들 어딘가 떠나는 밤 너머에
みんなどこか旅立つ夜の向こう側へ

네가 내 친구가 되어 줘
君が僕の友だちになってよ

별빛이 되어 줘
星の光になってよ

 


[STATION] 온유 X 이진아_밤과 별의 노래 (Starry Night)_Music Video

 

 

Littor 創刊号 (2016.8~9) - JONGHYUN

 

 

「読むあなた」

自ずと静かに光り輝く、ジョンヒョン

『今も昔も僕にとって文章の形となった芸術は、計り知れない憧れの対象やファンタジーとして残っています。だから、文章も音楽のような存在になったらと思います。』

 

本を読むことは、最も内密な経験や知的な体験だ。「読むあなた」は、親しみやすいと同時に見慣れないアーティストの、経験と体験を分け合う。文学(Literature)の外で新しいLittor(文学を学ぶ人)を訪ねる。文学の外はなく、文学の可能性はこれくらいやとても大きいと、まさにあなたが、話してくださったら嬉しい。
ステージがすぐさま芸術となるアイドルグループ SHINeeでボーカルと作詞、作曲に頭角を現しているジョンヒョンに出会った。ジョンヒョンは、本を読む静かな瞬間にも、自ずと光を発する。ジョンヒョンに尋ねた。
あなたは、どんな本を読んで来ましたか?

 

あなたは本が好きな少年でしたか?

読書感想文を書くと、お母さんがお小遣いをくださったんです。本を読んで、読書感想文をたくさん書きました。お母さんがお作りになったお小遣いミッションがあったんですが、いちばんお小遣いを多く貰える課題が読書感想文でした。2,000ウォンだったか、3,000ウォンだったか。本を全部読んでも読書感想文をきちんと書けなければ、お小遣いを貰えなかったんですよ。


読書感想文を書くことは楽しかったですか?

楽しかったように思います。1週間に本をどれほど読んだでしょうか、お母さんが「この本を正確に全部読んで書いた読書感想文だ。」と判断されたら、それに見合ったお小遣いをくださったのですごく楽しかったように思います。そうしているうちに、本を読む習慣ができました。


初めて読書感想文を書いた作品を覚えていますか?

僕が覚えているのは「帰ってきた珍島犬 ペック」です。(笑)本当に幼かったときでしょう?記憶に残る本です。同じ年頃の友だちと読んだ本は、ほとんど同じでした。「ハリーポッター」シリーズが好きでしたし、以前に「感嘆符」という番組があったじゃないですか?「本本本 本を読みましょう」というフレーズが有名だったんですが、後にはそこで推薦してくれる本をたくさん読みました。そのときはたぶん中学生でした。そして僕よりふたつ上のお姉さんが読む本を、僕も読みました。


あなたが本を読むことに家族の影響が大きかったですか?

お母さんも、お父さんも本がお好きで、家に本がすごく多かったです。それで、家に本の匂いがいっぱい残ってたんです。お母さんが保育園の園長でしたし、その前には町役場で仕事をされてたこともあったので、影響を少し受けたのではないだろうかと思います。本は、だいたい個人的な空間で読むじゃないですか。それで何でしょうか、本はすごく家族のような気がします。その空間にいる人たちだけ読むことができますから。だからこの人が本をどのくらい読んだのか、他人が知ることは難しいと思います。僕が読んだ本とあの人が読む本が被らない場合もかなり多くて、「お、僕が読んだ本をこの人は読んでないんだな?」と思って、本を読まない人だと決めつける場合も時々あったんですよ。


子どもたちは自分の本をすべて読むと、大人たちのページを覗き込んだりよくするでしょう。あなたもそうでしたか?

そんな本もありました。「白い闇」を初めて読んだときには、原初的な感じがしました。幼かったときはただファンタジーとして読みましたが、大きくなって読んでみると、見えないいろいろな脈絡が掴めて不思議でした。


同じ本を何回も読むこともしますか?

読んで、読んで、読んで、また読んだりもします。好きな本は、ずっと読みます。


最も多く繰り返して読んだ本は何でしょう?

カフカの「変身」です。この本は何でしょうか、最近の言葉でいうと「怪異(괴랄)」じゃないですか。だから幼いときから好きでした。
小学校か中学生のとき、その本を初めて読んだんですが、「こんな本を子どもたちに推薦するって?」と思ったような気がします。僕はエドガー・アラン・ポーの「黒猫」を始めとした短編たちがすごく好きです。「デミアン」では、自分がなりたくて憧れることのできる人物に出会ったでしょう。青少年推薦図書は、結局大人たちが決めるじゃないですか?なので、青少年のときよりは、大人になったときに読んだらいい本が多いと思います。


「変身」は、最初の文章がいちばん印象的な本として数えられたりもよくしますが、あなたにも特別に近付いてきましたか?

想像しました。主人公が目を覚ましてみると、虫に「変身」しているじゃないですか。そのとき、僕がお姉さんと部屋を一緒に使ってたんですが、僕がベッドで目をパチリと覚ましたとき、小説の中の主人公の状況になっていたら窓がどんなふうに見えるだろうか、本棚はどんなふうになっていて、引き出しはどんなふうに開けるだろうか、そんなことを想像したことがありました。初めて読んだ「変身」は、挿話がある、すごく大きな本でした。グロテスクな白黒の絵がある本だったでしょう。さまざまな版の「変身」を読みましたが、初めて僕が手に入れた表紙の形が大きな本がいちばん感覚が良かったと思います。


たった一度、本の中の世界に飛び込むことができるなら、どの本を選びますか?

僕が進行するラジオで本を紹介するコーナーがありますが、そのコーナーのゲストに僕がした質問です。僕はDJなので、答えませんでした。これは答えることが難しいと思ったので、すぐに歌を流してしまったんですよ。(笑)
僕はファンタジージャンルがすごく、すごく、好きで、ベルナールウェルベルの本の中に手に入れたい考えが瞬間的に浮かびましたね。主人公ではない、役に立たないキャラクターの中のひとりだったら嬉しいです。脳を食べてしまう犬とかです。ベルナールの「脳」という本に出てきます。主人公にならなくても、その世界にあるものだけでも十分だと思います。


本を所蔵することにも熱心ですか?

そんなことはないです。本はただ読むことがいいと思いますし、もともと僕はものをよく失くしてしまいます。


では、海外公演で持っていった本をホテルに未練なく置いて来るんですか?

全部読んだならです。僕が同じ本を何度も読むとお話したじゃないですか?だから僕はその本をまた読みたいと思ったら、毎回新しい本を買います。そして、また失くしてしまいます。


立派な読者ですね!(笑)ならば、本を読む時間はあなたにとって息抜きですか?

息抜きは、ただぼーっとしているとき。息抜きというよりは悩む時間だと思います。本を読んだり、映画を見たり、音楽を聴いたりすることも、完璧な息抜きだとは思わないです。創作活動のための準備期間でしょうか。文学のように他のジャンルの作品を見ながら、インスピレーションをたくさん受けますから。


直接、歌詞と曲を書くミュージシャンですよね。何人かの詩人は「View」の歌詞を称賛したらしいですが?

本当に昔から書いてみたいテーマでした。色聴現象。音が色彩のように目に見える現象なんですが、人が持つ感覚と第六感に対する共感覚的心象を集めておいて具体化させた歌詞です。


あなたの歌詞は好奇心が湧きます。「Orgel」だとか、「憂鬱時計」だとか、ある糸口から物語が始まり、また今もある物語が続いているようだからです。

僕は悪趣味があるのか、他の人たちが見ることには美しい歌詞ですが、中に出来の悪い内容たちをたくさん残したんですよ。「Orgel」歌詞は、「蝋人形の館(House of Wax)」を見て書いた歌詞です。愛に対する執着のために気が抜けてしまったキャラクターだとか、このようなことに興味が向きます。そのようなスリラーや、恐怖に関する本と映画を見て書いた歌詞が多いです。「Orgel」は歌詞内容の中で、愛する人をずっと拘束しようとする男性主人公を話し手として陰惨な雰囲気を作りたかったです。「エドガー・アラン・ポー 短編選」を読んでから「慾(Obsession)」という曲の歌詞を書いたんですが、それも出来の悪い愛の姿でしょう。「憂鬱時計」は、憂鬱なときに書きました。何かをすれば、「憂鬱だ」「憂鬱だ」という口癖があったときでした。「君ばかり憂鬱なわけではないよ。」という下品な慰めを与えたかったようにも思います。


歌詞を書くことは、どんな意味ですか?

音楽というジャンル自体が、短い時間内に何らかのストーリーをうまく伝えなければならないので制約が多いんですよ。だから魅力的なんですが、だから難しいです。短いために、歌う人のキャラクターがよりたくさんの影響を与えることもあります。いちばん難しいのは、僕がメロディーを書かなかった曲に歌詞を書く場合です。僕が話したい物語がこれくらいになるのに、これを集約して減らしながら書かなければならない場合たちがあるということです。メロディーの音節は20個くらいしかないのに、僕が書きたい言葉は50字以上です。重要なことは、キャッチをしなければならないことじゃないですか。


推敲の過程と似てるんですね?

ずっと選び抜く過程を経てみると、歌詞がインパクトを持つ場合もあります。また、ここに付け足してみて、あそこにも付け足してみる作業だけ繰り返しながら、結局突き返されてしまうこともありますよ。僕はこのコンセプトでずっと歌詞を書きましたが、結局もっとうまく表現されるメロディーがあると思います。歌詞を書くことは、それほど妙なことでしょう。


初めての本のタイトルを「山荷葉」としましたが、あなたの歌でもあるでしょう。本を出した原動力は、何でしたか?

本を出したことは、純粋に個人的な欲だったように思います。僕はひとつの単語を掘り下げる習慣がありますが、そのときは「귀속(歸屬)(帰属)」という単語にハマっていました。文学と映画は、物語の起承転結、前と後をすべて説明してくれるじゃないですか。ところが、音楽はそれがないです。すごく自由でしょう。だから本を書いて、僕の音楽に僕の想像力と文章を帰属(귀속)したかったです。
この本の内容がこの音楽に影響を及ぼしたら、この音楽の内容がこの本に影響を及ぼしたら……そんなやり方で書きました。僕の本はただ本の力だけで出したものでなく、音楽があったので、僕が今まで書いた歌詞たちがあったので、書くことができた本でした。だから本を書いたというよりは、歌詞を集めたというくらいの意味だったと思います。


初めての本を小説集と名付けましたが、なぜ小説という形式を選択しましたか?

僕が話した「想像力の帰属(귀속)」を表現することが楽でした。なぜかというと、小説というジャンル自体の中に、表現することができるいろいろな方法があるじゃないですか。だから僕が書いた小説の中には、インタビュー形式もありますし、物語もありますし、手紙もありました。このようなものたちをすべて一度書いてみたいという個人的な欲によって、小説を選びました。しかし、後から後悔しましたよ。あ、ダメなんだな。僕はこんなことを書くことができない人だと後悔をしました。(笑)ヘミングウェイがそうだったというじゃないですか。すべての草稿はごみですと。(笑)人びとは音楽を素晴らしいと言いますが、僕は音楽をするので、音楽がそれほど素晴らしいものではないということを知っています。
しかし、今も昔も僕にとって文章の形となった芸術は、計り知れない憧れの対象やファンタジーとして残っています。だから文章も、僕にとって音楽のような存在になったらと思います。ファンタジーは、征服したら壊れないじゃないですか。そのファンタジーがいつか壊れたら、嬉しいです。


本を読むときは音楽を聴きますか?

いいえ、絶対にです。本を読むなら本だけを読まなければなりませんし、音楽を聴くなら音楽だけを聴かなければなりません。


また新しく作業している本がありますか?

ありますが、しばらくかかると思います。時間が流れていくままに置くことが、本当に重要なことのような気がします。僕がこれくらいの器を持っていたら、その器をいっぱいにするときまでに出すことができる作品が他にあるでしょうし。器に満たされた何かが足りないなら、やっとのことでそれくらいが込められている作品を作り出すのだと思います。僕がいろいろな活動をしてみると、昨年、一昨年に僕の器にあるものをすべて、本当に殻まですべて書いてしまったようなんです。その殻に染み込んだ匂いまで書いてしまった感覚で……またいっぱいになってくるのを待っています。

 

 

 

 

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Goodbye(さよならひとり) - TAEMIN

 

 

언제나 내 품 안에
いつも僕の胸の中で

너만을 감싸 안고
君だけを抱き締めて

같이 걸어갈 수만 있다면
一緒に歩いていくことさえ出来たなら

너를 본 내 눈앞에
君に出会った僕の目の前に

나를 본 네 눈 속에
僕に出会った君の目の中に

서로 가야 할 미래가 있어
お互いに進むべき未来がある


등을 돌린 채로
背を向けたまま

멀어지는 우리 날들과
遠くなる僕たちの日々と

크게 손 흔들고
大きく手を振って

타다만 촛불처럼
燃えるばかりのろうそくの火のように

어두워진 눈앞을
暗くなった目の前を

쓸쓸히 걸어가
寂しく歩いていく


떨어지는 꽃잎이
散る花びらが

마치 인사하듯이
まるで挨拶するように

외로운 눈물로
寂しい涙で

미소 짓고 있어
微笑んでいる

안녕 나의 사랑이
さよなら 僕の愛

홀로 슬프지 않게
ひとりきりで寂しくないように

이 세상 속에서
この世界の中で

환히 피어난 꽃이여
明るく咲いた花よ


멀리서 넌 나를
遠くで君は僕を

기다릴 걸 믿어
待っていることを信じて

너를 데리러 와 줄 거라고
君を連れて来てくれると

내일의 너와 내가
明日の君と僕が

어디에 있는대도
どこにいたとしても

시린 시간은 지나가겠지
冷えた時間は過ぎていくでしょう


언젠가 다가올
いつか近付いてくる

이별 끝을 두려워하며
別れに怯えながら

곁에 머문 것보다
そばに居続けるより

서로를 끌어안는
お互いを抱き締める

꿈을 꾸는 지금이
夢を見る 今が

더욱 행복한 걸까
もっと幸せなのだろうか


흩날리는 꽃잎이
舞い散る花びらが

마치 인사하듯이
まるで挨拶するように

외로움 속에서
寂しさの中で

미소 짓고 있어
微笑んでいる

안녕 나의 사랑이
さよなら 僕の愛

홀로 슬프다 해도
ひとりきりで寂しくても

난 결코 너에게
僕は決して君に

닿을 수도 없는데
触れることも出来ないのに


안녕 나의 사랑이
さよなら 僕の愛

너를 끌어안듯이
君を抱き締めるように

이 가슴 안에서
この胸の中で

찬란히 피어나
燦爛と咲き始める

안녕 나의 사랑이
さよなら 僕の愛

홀로 슬프지 않게
ひとりきりで寂しくないように

이 세상 속에서
この世界の中で

가장 빛나는 꽃이여
いちばん光り輝く花よ


안녕 이젠 영원히
さよなら もう永遠に

I don't wanna say Goodbye

Goodbye Goodbye

Goodbye

 

 

TAEMIN「Goodbye (さよならひとり Korean Version) - Single」
https://itun.es/jp/4Nc-db

 

 

My Friend - JONGHYUN

 

 

스치는 가로등 불빛 아래
かすめる街灯 明かりの下

비치는 불빛들 사이로
照らされる明かりたちのあいだで

아무것도 남지 않은 듯한
何も残らないような

이 도로 위 (너와 나)
この道路の上 (君と僕)

뭐가 더 필요해
何がもっと必要なの

난 너만 있으면 되는데
僕は君さえいればいいのに


언제부터 너와 난
いつから 君と僕は

이리도 가까워진 건지
こんなにも近くなったのかな

지쳤던 하루살이가
疲れたカゲロウが

너로 위로받는 건지
君によって慰められるのかな

아무 말 하지 마
何も言わないで

지금 내게 필요한 건
今 僕に必要なものは

시원한 술 한잔
冷えた酒 一杯

야경 좋은 한강 그리고 너
夜景が良い漢江 そして君


My Friend My Best Friend

숨길 필욘 없잖아
隠す必要はないじゃないか

우리 별 꼴 다 봤잖아
僕たち無様な姿 全部見たじゃないか

Oh My Friend (Yeah) Oh My Friend

남들같이 대하진 마
他の人たちのように接しないで

너와 난 또 다르잖아 Woo
君と僕はまた違うじゃないか


그래 너와 나는 별의별 꼴 다 봤지
そう 君と僕はありとあらゆる姿 全部見たでしょう

잡아먹을 듯 싸우다
食ってかかるように喧嘩した

금세 다 풀리고 Oh
たちまち全部解決して

아마 연인이나 사랑으로 만났다면
きっと恋人とか恋愛で出会ったなら

우린 벌써 헤어지고도 남았지
僕たちはすでに別れててもおかしくないでしょう


언제부터 너와 난
いつから 君と僕は

이리도 가까워진 건지
こんなにも近くなったのかな

지쳤던 하루살이가
疲れたカゲロウが

너로 위로받는 건지
君によって慰められるのかな

아무 말이 하지 않아도
何も言わなくても

우린 알고 있잖아
僕たちは分かってるじゃないか

서롤 달래주는 방법을
お互いを慰めてあげる方法を


My Friend My Best Friend

숨길 필욘 없잖아
隠す必要はないじゃないか

우리 별 꼴 다 봤잖아
僕たち無様な姿 全部見たじゃないか

Oh My Friend (Yeah) Oh My Friend

남들같이 대하진 마
他の人たちのように接しないで

너와 난 또 다르잖아
君と僕はまた違うじゃないか 

 


My Friend

テコさん(http://sottovoce-jh.com/)より音源提供

 

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THE CELEBRITY 7月号 - JONGHYUN

 

 

ポップアーティストジョンヒョンの
ミュージックソネット

幼いときから作曲家が夢だったと時折話していた少年は、成長してソウルと韓国を代表するアーティストとしてにょっきりと立った。
いつの間にかデビュー10年目。「SHINee」のメンバー ジョンヒョンであると同時に、作曲家、DJ、小説家でもあるジョンヒョンは、自身だけの「ポップ」世界を構築している。
アンディ・ウォーホルリキテンシュタイン、そしてピョン・デヨンまで、ソウルとニューヨークポップアーティストの世界が、ジョンヒョンのポップと調和してひとつになった。
文 イム・ジュニョン、キム・ヒソン記者
写真 メン・ミナ

わたしにとってジョンヒョンといえば必然的に思い浮かぶロールモデルは、ジャスティン・ティンバーレイクだ。 イン・シンクの可愛らしいアイドル歌手として出発して21世紀を代表するアーティストになったその方だ。こんな類の「成長談」は、大衆音楽界を装飾してきたとても古い物語でもある。マイケル・ジャクソンの出発もアイドルグループであるジャクソン5だったり、最近ではワン・ダイレクション出身で成功のうちにソロデビューを築き上げたゼインを挙げることもできるだろう。正直、このような、アイドル vs ミュージシャン(アーティスト)の対立構図は何だろうか。とても「慣習的」だと見なければならないだろうかと思うのは、怠けた分類法だと考えた。周知するとおり、このふたりのあいだには川がひとつ流れている。まさに「シンガーソングライター」という名の川だ。この川を泳いで渡っても、ボートに乗って渡っても、ひとまず渡ればアーティストの待遇を受けることができるというのは、一種の暗黙的同意だと言える。
質問を投げかけてみよう。果たして、シンガーソングライターであってこそアイドルという殻を脱皮して、ミュージシャンとして認められるのだろうか。それは違うと思う。歴史的に、わたしたちは他の歌手の曲を貰って歌ったり、さらに原曲をカバーするだけしたことも「音楽芸術家」や「巨匠」として認められた数え切れないほど多くの場合を目撃してきた。ともかく、シンガーソングライターが、アーティストになるための必須条件ではないという点だけ覚えていればいい。
ジョンヒョンは、SHINee時代から作詞に一度か二度参加していたが、今では自身の作品を直接計画して監督する、シンガーソングライターやプロデューサー級に値するケースだ。そうして大部分の批評が、アイドルからミュージシャンに「成長」した彼の経歴にばかり焦点を合わせてきたことが事実だ。しかし、こんな図式的区分法だけが彼の音楽世界を捉えることができる唯一の方法論だろうか。むしろ、彼は数え切れないほど多いアイドルが忘れるに値するならば新しく登場して、記憶するに値するならいつの間にか消えていく、大韓民国社会の顔にそっくり似通ったアイドルの無限競争の中で、自身だけの生存法を開拓しているのではないだろうか。すなわち、質問の範囲をさらに狭めて具体的に問い直さなければならないという意味だ。つまり、ジョンヒョンが追究するシンガーソングライターとは一体、「どんな」シンガーソングライターなのかということだ。わたしの考えで、彼のシンガーソングライティングを定義することができる要素は「不均質性」と「反実体性」だ。まず彼の音楽をアルバム単位で聴いてみると、わたしたちは彼から何らかの大定義付けをすることの難しさを発見することができる。
少し前に発表した新譜や正規1集である<She Is>をさっと振り返ってみよう。「She is」ではファンキーなスラップベースと最新エレクトロビートに出会うことができるし、わたしがいちばん好きな「White T-Shirt」ではわざと大袈裟に歌ったようなジョンヒョンのボーカルの後ろで最近人気ジャンルであるトロピカルハウスがうねる。さあ、これだけだろうか。強烈なエレクトロ/R&Bビートで曲の妖艶な雰囲気を思いきり蘇らせた「Orbit」。トラップが加えられた「Dress Up」。レトロな志向を追究した「RED」。ダウンテンポR&B「Moon」などで分かるように、まるっきりひとつの水の流れに統合してこのアルバムを説明するというのは困難なことだ。ひょっとすると曲たちをひとつにまとめるアイデンティティを重視する人たちにとっては、ひょっとすると無視されることもあるアルバムだ。
しかし、わたしの考えは少し違う。(メインストリームの場合) 1枚のアルバムをひとつ、あるいはわずかな数の基調で編集される方法は、20世紀のことだ。ざっくばらんに言って、古臭いという話だ。そこでさらに重要になったことが歌手本人、すなわち、スター性ではないだろうか。多彩な系統で成長しているこのサウンドたちを統合することができる歌手の存在感があってこそ、現代大衆音楽を解釈することができるキーワードだと思う。同じグループのテミンと共に、このような傾向を代表するミュージシャンがまさにジョンヒョンだ。つまり、スター性を手に入れるために必要な音楽的資質は、むしろ均質性ではなく不均質性であることを。これを越えて不均質性を均質なもののように「聴かせるほどに」することを。ジョンヒョンの新アルバムは、わたしたちに教えてくれているのだ。つまり、このように反アイデンティティを通してアイデンティティを完成する逆説の美学でこそ、わたしたちがジョンヒョンをはじめとする数々のメインストリームミュージシャンの音楽から感じている現代性の正体であるかもしれないという気がした。

 

雑誌撮影中盤から、DEANの新曲「21」を流してほしいと注文したジョンヒョン。インタビューを本格的に始めるまで、DEANの曲「D(Half Moon)」を鼻歌で歌っていた。ジョンヒョンは、どんな動作をしても余裕があるように見えた。アイドルグループメンバーと一緒にいるときよりは、才能溢れるアーティスト、あるいは作家のように見えたというだろうか。実際に彼は文章が好きで、うまく書くアイドルだ。すでに小説「山荷葉 - 流れていった、手放してやったものたち」を出版することもあった。彼はその理由を「考えが深いので。」と話した。「頭の中に宇宙のようなものがいっぱいで、今も全部広げても見えなかったんです。数え切れない素材が登場するので、待っててください。」最近発売されたソロアルバム<She Is>は、彼の趣向がいっぱい詰まった、新しいエッセイの始まりだ。


2015年に発売した初アルバム<BASE>、小品集<物語 Op.1>に続いたジョンヒョンの新ソロアルバムであると同時に初正規アルバム<She Is>。この上なく個人的趣向で構成したアルバムのようだ。

正規アルバムを作らなければならないと思って作ったわけでもなく、正規アルバムを発売しなければならない時点ということさえも自覚できなかったです。実際「正規」という単語に内包された意味は、意外に重厚です。正規は「僕だけのカラー」を見せることだと思うんですが、「そんな僕」を見せることがもうずっと昔のことのようで。そのため、今回のアルバムを通してはっきりした音楽的世界観を見せるよりは、個人的なストーリーテリングを始めなければならないと思いました。
ちょうどいい具合に、正規アルバム発売のタイミングとぴったり合ったという点も面白いですし。


大衆性に思い悩むことはなかったか?

大衆性と僕の音楽的性向、芸術性に対する苦悩がなかったと言ったら嘘になるでしょうが、好きなものをもう少したくさん解き明かしたいという欲心がさらに大きくなりました。そして、まだ大衆が何を好きなのか把握できていなかった状況でしたし、正直思い悩みはしましたが、反映はできなかったというのが正しい表現です。


今回のMVは、2Dに忠実なアナログ時代のカラーとポップカラー、キッチュな小物を活用したことが印象的だった。ポップアーティストを代表するアンディ・ウォーホル、ロイ・リキテンシュタインなどとコラボレーションしたような感じがした。見せたいものは何だったのか?

「ポップ」という単語には一般的に「いちばん広く普及することができる」、「たくさんの人が見て楽しむことができる」というニュアンスがあります。これはつまり、アンディ・ウォーホルとロイ・リキテンシュタインが作り出したポップアートの世界と触れ合っています。このような意味と関連があるわけではないですが、芸術として表現したい僕のポップは、生きていくことに必ずしも必要ではないものを作り出す行為であるので、実用的ではないです。だから、僕が表現したい「ポップ」は、余裕ができた人間のライフスタイルの中のひとつであると考えます。必ず必要ではないですが、楽しむことができますから。


「ジョンヒョン」は難しいという話も聞くか?「ジョンヒョン」自体は難しくないが、「ジョンヒョンのアルバム」は難しいように思う。

そうでしょう、難しいでしょう。(笑)予想はしました。僕と違う考えを持った人や僕の趣向を理解できないという人びとは、十分に難しく考えることができるし、異質的に感じられることもあります。でも、それを悪く考えることはないです。僕のカラーがあるということですから。すべての人が同じ考えを持っているなら、どれほど面白みのないことでしょうか。(笑)


異質感よりは「何か違う」と感じた。作詞するとき、いちばん重要に感じることはストーリーテリングが主軸になる小説方式だという話を聞いた。だからアルバム構成同様、ひとつに繋ぎ合わせられたオムニバス構成の小説を読む感覚だ。

ひとつに繋ぎ合わせられた感覚があるのは、作業する人がひとりであるために可能なことです。すべての曲に僕の意見をたくさん反映して、僕の色彩が際立って見えるんです。僕はアルバムを作るとき、ひとりのキャラクターを決めておいて始めます。それが僕であることも、僕でないこともありますが、今回では、今まさに恋に落ちた太々しい成人男性を描いてみました。異性によく言い寄って、ウィットも満ち溢れるやんちゃ坊主のような成人男性が歌う9曲が<She Is>アルバムに入っていると思えばいいです。もちろん、話し手はひとりですが、相手は数人です。恋に関連された物語を、随筆集のように詰め込みたかったんです。


実は最近、「エロスの果て」が話題だ。「自分」だけがいて、相手はいない。相手へ無条件に自分を捧げる「愛」はだんだんなくなっている。だから、みんなナルシストにならざるを得ない。君はこのような社会を望まないように思う。

当然です。絶対に望まないです。考えるだけでもクラッとします。僕は幸い表現を惜しむほうではなく、他の人たちよりロマンチックな点が多いです。くすぐったい感じもします。こんなふうにくすぐったく感じる人がいたら、自然と周りに影響を与えるのではないでしょうか?僕の周りにはかなりロマンチックな人たちがいるので、彼らと一緒に付き合うだけでも、世の果ては来ないように思います。(笑)


愛を表現することが、最近では「恥ずかしい」と認識されているようだ。昔はロマンに対する珠玉のような語彙が溢れていたのだが。

「いちばん人気はシックさ」という表現が最近ではよく使われます。もちろん格好良いとは思いますが、どうでしょう、僕の考えでは、シックなものが蔓延していく途中で、それに嫌気が差した人たちが「ツンデレ」を魅力的だと感じるんだと思います。結局、人びとが内面的にも穏やかなぬくもりを望むということを立証したわけです。


<山荷葉 - 流れていった、手放してやったものたち>では、君が過去のある時間をじっと見つめているような感じを受けた。君にも取り戻したい過去があるのか?

実は、自分自身に自信があるので「もう一度あの時期に戻って、もっと発展したい。」という考えは一度もしてみたことがないです。仕事的な部分ではいつも最善を尽くすからです。ただ、私的な部分では過去に戻りたいときがあります。中学生時代と5年前です。人間的な部分において人びとに過ちを侵したり、瞬間的に僕が間違って背を向けたことを取り戻したいくらい?音楽と歌手活動に対する後悔はないです。あ、中学2年のときにお母さんと喧嘩したことがあるんですが、そのときの喧嘩したことを取り戻したいです。(笑)


そのあいだに君のインタビューを見ると、お母さんに対する愛情が格別なように感じたのだが。親御さんに愛してるという言葉も、よく言うように思う。

僕は表現をよくすると思います。大部分の人びとが僕と同じか似たような大きさの愛情を持っているはずなのに、僕が表現をもっとよくするので、目立って見えるんだと思います。家族を愛する気持ちは、みんな似たり寄ったりではないでしょうか。


このような息子を持ったお母さんが羨ましい!

もしも、もう一度生まれるなら、僕たちのお母さんのもとに生まれたいです。親孝行で。(笑)


インスピレーションと素材はやはり「本」から得る方なのか?

イ・ビョンリュルの<風が吹く あなたが好き>からもインスピレーションをたくさん受けました。写真と段落をエッセイのように構成したところが気に入って、感情の色だけガンッと見せてくれたことが助けにたくさんなりました。本だけでなく写真やポスター、映画予告編など、視覚的なものから助けをたくさん得るほうです。


夢でも素材を探したりもするのか?

夢というもの自体がたくさんインスピレーションをくれるので、「こんな夢を見たい。」という想像からインスピレーションを受けることもあります。夢を媒体として想像をしたり、夢の中で感じた感情を複雑に絡み合わせて歌詞に書いたり、インスピレーションを得ることが好きです。今回のアルバム収録曲「Moon」も明晰夢に対する物語です。僕が自覚する状態で見る夢。その中で作り上げることのできる行動。僕がコントロールする範囲の中で、ファンタジーを作り上げたということが興味深かったようです。その夢でどんなことをしても、現実に戻ってきたときには問題にならないですから。


普段からメモする習慣があると言った。主に何にするのか?

最近はメモをする人がそれほど多くないと思うが、僕はメモを楽しんでするほうです。実際、携帯が発達したことが僕にとってはとても運が良かったです。ものすごく字が下手なので紙に書くこともできなくて、さらに僕すら字を読むことができないんです。そして書き込んでもよく紙を無くすので。持ち歩くものは、よく無くしてしまうほうなので危ないです。


ラジオでその話を聞いたようだ。

ものをものすごくよく無くしてしまいます。これは絶対に直すことができないです。それで毎回マネージャーとスタッフがずっと気を使わなければいけないので、申し訳ないです。


本人の歌を作ることも忙しいはずなのに、後輩歌手たちに曲をあげることもある。「神ジョンヒョン」とも呼ばれているが、ジョンヒョンがこんなふうに多彩な音楽を作り上げるまでに影響されたミュージシャンがいるはずだ。

いつもいろいろなアーティストの音楽を楽しんで聴くほうですが、今回のアルバムを作るときはマックスウェル、プリンス、ミュージック・ソウルチャイルドディアンジェロなどの音楽をたくさん聴きました。僕が考えていたネットリ甘い心に対する理解度を高めたかったです。プリンスは悲報があったので、さらに集中して聴いたと思います。今回のアルバム収録曲である「AURORA」はプリンスを思いながら歌った曲で、彼の感性やイメージを僕なりに解釈しました。


普段、どんな方法で作曲をするのか?

ストーリーテリングになった歌詞がまず出てくれば、曲とメロディーがよく出てきます。完璧でなくても文章や単語ひとつでもあれば、作曲をすることができるので、メモをたくさんするんです。


ジョンヒョンは「自己愛」をいちばん高級そうに表現するアーティストのようだ。

もちろん、自己愛が満ち溢れています。(笑)僕自身をたくさん嫌悪してみたからではないでしょうか。僕は自己肯定感が底を見ていたので、自信がさらに大きくなったと思います。僕を知ることと自己愛が比例するという話です。見た目とは違って僕は劣等感と被害意識が多い人間なので、それを克服しながら自分で鞭打つことをたくさんするほうですが、そんな精神的苦痛に打ち勝ったときに感じる喜悦も大きくて、ある瞬間、爆弾あられのように自己愛が大きくなりました。かなり感性的な僕が感覚を表現することができる職業に就いたことを幸運だと思います。


感性のために普段、どんなことたちを考えているのか?

あえて話そうとする必要のない考えをたくさんするほうです。(笑)単語のニュアンスに対する考え、単語の意味のようなことを深く掘り下げます。学校に通っていたとき、国語辞典を見ることが好きでした。国語辞典で単語の意味と多様な活用度を見ながら、身に付いていく感覚を楽しみました。最近でも暇ができれば単語を検索します。


最近ではどんな単語に集中しているのか?

単語というよりは、ひとつの文字に魅力を感じてハマっています。例えば、この一文字がどうしてこのように構成されたのだろうか、この一文字を作った人はこの部首をどのように交えてどうしてこんな意味を作ったんだろうか、などです。ものすごくロマンチックじゃないですか?ひとつの文字は、ロマンチックな文字です。単語の組み合わせを見ると、ロマンチックに作り上げられたものなんですよ。例を挙げると、老い(늙)を「老」という字と人(사람)「人」という字が組み合わされた単語は、実用性より意味により集中して作った文字です。それぞれ異なる意味の部首をくっつけて完全に新しい単語を完成したなんて。これはどれほど面白みがあって、魅力溢れる文字なんでしょう!ひとつの文字は、象形文字までも愛らしいです。


何も考えないときはないのか?

「ボ〜ッとしなければいけない」時間が必要で重要なことは自覚しているが、時間がなくてできないです。僕もすごく疲れた人のようです。(笑)


来年にはデビュー10年目だ。どんな姿になりたいか?

もう?!ですが、今とたくさん変わることはないと思います。今と変わらず、歌って、公演をしているでしょう。他の人が僕を見たら、変わったと感じることもあるでしょうが、僕はそんなに大きく変わらないつもりです。来年会ったら、また話してください。どんなふうに、どのくらい変わったのか。(笑)

 

 

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WKOREA 6月号 - TAEMIN

 

 

地球上でポップ文化をいちばんよく理解するデザイナー、ニコラ・フォルミケッティ。彼が現在の韓国KPOPを代表するアーティスト、テミンに出会った。手懐けられないふたつのエネルギーは、互いに入り乱れて興味深い衝突を起こさせた。


・テミン

最近、ソロアルバム<Press It>を発売した。ミニアルバム<Ace>を通じて、ソロ活動をすることはしたが、正規アルバムは今回が初めてなだけあって、感慨がまた違うようだ。

この頃はユニット活動が増えていることはありましたけど、すべてのアイドルがソロ活動の機会を持つことができるわけではないです。10曲が収録されたソロアルバムで、僕の音楽カラーを見せることができる機会がやって来たので嬉しくて、これからがもっと楽しみになるアーティストになりたいです。


SHINeeの音楽とテミンの音楽、その違いは何だろうか?

特定ジャンルが流行する時代なので、その中に込められた内容よりは、無条件にワクワクして楽しむことができる方向にばかり偏る傾向があります。ヒップホップでなければ、ハウス一色である理由もそうです。ソロでは、大衆が感性でコミュニケーションを取ることができる音楽、何かほかの人たちと「ほんの少し」が違う部分でアピール力がある音楽を見せたかったです。「Soldier」という歌を含めて、何曲かの作詞を直接した理由も同じ理由です。


作曲も直接したのか?

作詞だけするのも簡単ではないです。(笑)実は、実の兄が作曲をしていて、たまに一緒にすることもあります。3年ほど前にコンサートでたった1回だけ、自作曲を公開したことがありますけど、もっと完璧に準備してアルバムで発表したい欲はあります。


アーティストとして「テミン」というならば、省くことができないものがまさにステージパフォーマンスだ。何を見せたいか?

ボーイアイドルグループのステージがだんだん果敢で華やかになっています。そこで、いつも「僕にだけできること」に対してたくさん悩みます。刺激的な見所が多いからといって、良いステージだということができなくはないです。型の中で動く振り付けであることはありますけど、自然と体に染み付いて出てくるものたちを見せたいです。メンバー間の呼吸が重要なSHINeeとは違う、ソロだから可能な地点があります。僕自身の動きと音楽、照明とステージ装置など、さまざまな要素がぴったりと一致すると同時に、ひとつのトーン&マナーが完成される気分は、本当にビリっとします。5人が一緒にするSHINeeが、それぞれ20%持ち分を分け合って持つとしたら、ソロはひとりの力でパフォーマンス全体の時間を耐えなければならないです。ひとりですべてのことにすべてを注ぎ出そうとばかりしてみたら、昔と重なる部分もあるでしょうし、度が過ぎることもあるので、ひとつのステージをひとつの物語として考えて、起承転結があるストーリーテリングを見せる構成に気を使います。ソロを通じて、緩急調節を学びました。


自分で「テミン」というアーティストをどのようにプロデュースしているか?

SHINeeはすでにカラーがくっきりと安定したチームです。カラフルでトレンディーでありながら、同時にメンバーそれぞれの魅力をアピールする方向性を持っています。ソロで活動しながら、僕自身と周囲を見渡してみると、現在大衆音楽界に真の「パフォーマー」はいないという気がしました。くっきりした個性で地位を固めたパフォーマー、それが僕が進んでいくべき方向です。


パフォーマーの話が出たので言うが、現代パフォーマンスではビジュアル的な部分、特にファッションがものすごく重要な要素として作用する。SHINeeは、ファッション界でもいちばん「ファッショナブル」なチームとして名が高い。

僕たちは、とても運が良かったです。デビューする前から、SMのビジュアルディレクターであるミン・ヒジン室長が何も知らない僕たちを引き連れて、Wのようなハイファッションマガジンも見せてくれましたし、有名レーベルのショーも訪れるようにするなど、スタイルに対して見る目を養うようにトレーニングさせましたし、自然と欲も起こりました。その過程がなかったら、パフォーマーとしてファッションの重要性を見逃す可能性もありました。振り返って考えると、どれほど大きな財産を手に握らせてくれたのか分からないです。


スタイル的に試してみたいパフォーマンスがあるか?ファッション側から見ると、どんな感じのステージを作り上げてみたいか?

ファッションと音楽がコラボレーションして、良い相乗効果を出した例がたくさんあることをよく知っています。個人的にはヴェルサーチ、つまりジャンニ・ヴェルサーチ時代の80年代の雰囲気を再現してみたいです。とにかく、コンサートは華やかで刺激的な部分も必要なので、ヴェルサーチの全盛期時代のようにゴールドをコンセプトに決めて、ステージをすべて金工で飾って、メドゥーサのようにアイコニックな象徴物を掲げても面白いと思います。最近、モスキーノのようなファストファッションに近いポップ文化コンセプトも興味深いと思います。


ファッションと音楽のコラボレーションとしてみると、今日一緒にしたニコラ・フォルミケッティを省くことはできない。彼のスタイルに対しては、どんな考えを持っているか?

レディー・ガガ」といったら思い浮かぶ、過激なほどに破格的でありながら、革新的なイメージがあるんじゃないでしょうか。フォルミケッティのそんな部分を素晴らしいと思っていたので、今日の出会いを興味深く待っていました。実は僕のスタイルに比べて、すごく「強くないだろうか」と思っていたんですが、撮影場所の雰囲気を見て、自分のエネルギーを調整する姿を見ました。そして同じアジアのベースがあったからか、尊重と配慮の美徳を分かる礼儀正しいキャラクターだったので、デザイナーだけでなく、個人的にも良い印象を持ちました。必ず、日本で、また会ってごはんを食べる約束をしました。素敵な友だちを、ひとり得た気分です。

 

LINK☞ http://www.wkorea.com/2016/06/13/untamed-2/

 

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「SHINee、ステージの外で完成されるアイドル」

 

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アイドル8年無事故記録。5月25日にデビュー8周年を迎えたSHINeeの8年を、このように記念することはできないだろうか。「お姉さんはとてもきれい」を歌った輝く少年たちが5月に日本京セラドーム公演をするときまで、ステージ上で一度の不慮の事故もなかったということを言おうとしてるわけではない(もちろん、これもとても重要だ)。アイドルとしてそれほど、あるいはそれ以上に重要なことは、ステージの外での事件・事故だ。メンバー間の不仲および脱退、メンバーの非倫理的な言葉と行動、サイン会をはじめとする対面活動で表すファンたちへ対する態度のようなものたち。これは、該当アイドルに対する世論と人気に可視的な水準の影響を及ぼすという点で絶対的なリスク管理が必要であるが、その上ステージの外であればさらに管理することが難しい領域だ。そしてSHINeeは、アイドルとして決して短くなかった8年という活動期間のあいだ、メンバー変動や内部不仲、個人の非行や事件・事故なく、リスク管理をそのどのチームより完璧にやり遂げた。

SHINeeが特別に行いがよいという話ではない。そうかもしれないが、それはすでに大衆が知ることができるか、関与するべき領域ではない。アイドルに公認水準の倫理性を要求しなければならないということでもない。重要なことは、ステージの外での対外的な姿が時間と功を持って作り上げたコンセプチュアルなファンタジーに影響を及ぼすということだ。さらに正確に言えば、彼らは分離されて受け入れられない。元の意味のままにファンたちの偶像であるアイドルは、ファンたちが信じようとする、あるいは会おうとする幻想を守ってくれるものとしてファンダムを満足させる。京セラドームで野球ユニフォームを着たミノのコンセプトとその他の芸能で見せてくれた昔の真っ直ぐな体育少年の姿は、ふたりではなくひとりだ。ここで「僕たちはずっと前に終わった。お金のためにすることだよ。」と言った、あるイギリスバンド オアシスの発言のようなものは許されない。どんなに会社が天才的な計画とプロモーション費用で、ひとつのチームのために完成度の高い前書きを提供したとしても、メンバーひとりが脱退したり、前書きにふさわしくない行動をするだけで、ファンタジーは壊れてショービジネスの裏側が現れる。その基準を満たすことができなかったとチームやメンバーを非難することはないが、ファンダムが離脱して市場から追い出されることはやむを得ない。アイドルは、極限職業だ。カメラが接して、人の目が触れるすべての場所を、ステージのように思わなければならない職業。

SHINeeの無事故8年が他のアイドルのための人格的鑑ではなくても、市場での模範事例として待遇しなければならないのはそのためだ。例えば、2013年の誕生日にファンたちに感謝の挨拶をしながら、「僕よりもう少し必要なところに、皆さんが僕の代わりにその真心と愛を分け合ってくだされば、それが僕にとってはいちばん大切で、さらに貴重なプレゼントになると思います。」と言ったテミンの場合のように美しい心根を見せてくれることも、SHINeeの末っ子 テミンのキャラクターと増えるファンたちに大きな自負心をくれる。しかし、すべてのリスク管理にさらに重要なことは、何をするのかより何をしないのかだ。JTBC「魔女狩り」に出たオニュとテミンが女性観や恋愛観を明かすのは5年後に猶予しながら、最大限に一般人出演者の事情にだけ集中したことも、放送自体が平易だったとしても印象的だ。該当放送で警戒を解いた出演者たちを思い浮かべてみよ。女性のこんな姿に惹かれると話すことが問題ではないが、ここで対象に対する「評価質」や容姿指摘に移るのは瞬間だ。特に最近、ジェンダー感受性が大衆文化の重要な道徳になったという点で、SHINee特有の攻撃的だったり強いふりをしない態度と慎重さは、さらに目立っている。ジョンヒョンは、ラジオで女性をミューズとして称したことが問題になるとすぐに、自身の意見に固執することよりは、正確に何が問題なのか説明してもらおうと頼んだ。これは本人のはっきりと目覚めている自意識を誇示することより、はるかに難しく、だからこそさらに意味がある場面だ。再び言うが、アイドルにさらにたくさんの倫理的責任を負わせる理由はない。その上、アイドルでも誰でも、倫理的に完璧であることはできない。ただ、慎重に過ちを避けて通ることができるだけだ。

チーム名どおりSHINeeはデビュー以来、いつも「SHINeeな」コンセプトの中で無害な少年、あるいは少年を抱いた青年の姿をアピールした。これは派手なイメージであると同時に、成長する少年たちの愉快な前書きでもある。このように揺らぎないアイドルとしての地位を続けてくることができるのは、確かに所属事務所であると同時に国内最大最高エンターテイメント企業であるSMエンターテインメント(以下SM)の恩恵が大きい。しかし、そのSMさえ、他グループのメンバー脱退やメンバー個人の非行まで遮ることはできなかった。そんな面でSHINeeは、この時代で最高のアイドルではないかもしれないが、いちばん完璧な概念のアイドルだ。アイドルのイデア(理想)にいちばん接近したアイドル。つまり、いちばん気楽に愛することができる対象だ。再び言うが、これは極限職業だ。そしてSHINeeは、今も変わらずその極限職業を慎重に、しかし笑顔で遂行中だ。いちばん初めのそのときのように、SHINeeらしく。

 

LINK☞ http://m.ize.co.kr/view.html?no=2016060510107294302 

 

「ジョンヒョンは曲を書き続ける」

 

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2015年初め、SHINeeメンバー ジョンヒョンのソロミニアルバム[BASE]で始まり、現在まで彼と関係された音楽的成果物を整理してみよう。まず、SHINeeの4枚目のアルバムとリパッケーシがあった。秋には、MBCラジオ[青い夜 ジョンヒョンです]のプロジェクトコーナーで作成した自作曲を集めた[物語 OP.1]が発売された。続けて、MNET[ライブコネクション]で作成した歌たちが登場した。年をまたいで3月には、所属事務所 SMエンターテイメント(以下SM)の音源プロジェクトである「STATION」の一環で、Heritageと一緒に作成した「ひと言(YOUR VOICE)」を発表した。そして5月には、初めての正規アルバム[SHE IS]が発売された。同時に、彼は毎日放送されるラジオDJでありながら、当然それ以外の公演と海外活動を並行した。ジョンヒョンが、息つく暇もなく忙しい人気アイドルだということを考慮しなかったとしても、彼の生産性は十分に異例的だ。

 しかも、ジョンヒョンは正規アルバムまで至る過程で、音楽に対する自己決定権をずっと高めている最中だ。彼はSHINee内部を中心に、地道に歌詞作業に参加してきて、IUとソン・ダムビのような所属事務所外部のアーティストと作業して、自身の曲を披露した。一種の1次成果物と同様だった[BASE]は、コンセプトとキャラクターを土台にするアイドル文法となめらかに完成された最新トレンドの音楽を結合して、その2つの完成度がすべて担保されたという側面から、SM、SHINee、そしてジョンヒョンにだけ可能な何かを見せてくれることに成功した。ここで[物語 OP.1]を経ると同時に、ソングライターとしての地位を強固にした。そして[SHE IS]は、ここに至るすべての物語の総合のように見える。[BASE]の暗闇と違ってネオンカラーが爆発しながらも、すべての美徳を維持した。

 ところが、ここからジョンヒョンを別々に注目すべき理由ができた。多様な経路を通して、自らのアルバムに対して明らかにしたとおり、ミニアルバム[BASE]が方向性だとするなら、正規アルバム[SHE IS」はストーリーテリングだ。それはひとつのキャラクターが一貫性を持ってアルバム全体が貫通することを願って、その過程で各トラックのジャンルとスタイルによって適合したこれらとコラボレーションした。アイドルの勲章のように感じられる貢献度ではなく、最終成果物がしっかりと出てくることができる方法を悩んで、幸いにも、その苦悩を後押しする十分な資源を享受した。だから1トラックくらいは、会社が自身を置いて、考えることを探ってみたくて全的に任せたという発言はじーんとするほどだ。そんな決定を出すことができる個人も、それを受け入れて実現する会社も。

 つまり[SHE IS]には、アイドルソロアルバム発売に関した報道資料やインタビューで感じられる空虚感がない。大衆は、生まれつきの才能と魅力に感嘆することができる。それが練習と訓練と努力で磨き上げられた技術の水準に達したとき、快感を感じることもできる。しかし、アイドル産業のある片隅で、創作者としての真面目さと自身の名前で出てきた成果物に対する苦悩をすべて整えたこれに出会うことは、かつて予想できなかったことだ。さらに、彼自身が属するシステムで活用可能な部分を賢く使いこなす方法を知れば、反復や総合ではなく、全く別のやり方で、SM、SHINee、そしてジョンヒョンにだけ、可能な何かを期待し続けてもいいだろう。

 

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「テミン、わたしたちが知らなかった妖精進化論」

 

 

 SHINeeファンダムで、固有名詞のように通用するテミンの別名があるなら、それは言うまでもなく「妖精」だろう。これはデビュー当初、痩せた体と小さな顔、丸い目元を持ったテミンが、まるで童話の中の妖精のように繊細で愛くるしく神秘的な魅力を持ったことに由来する。末っ子というポジションがくれる愛らしい価値を、いちばん直接的に投影させることができる存在が妖精という点も、重要なポイントだっただろう。

しかし、ソロ歌手 テミンは、これ以上、SHINeeに閉じ込められた幼い妖精ではない。ちょうどミニアルバム 1枚と正規アルバム 1枚をそれぞれ発表したばかりの彼からは、性的区別を無意味にさせる不思議な力が見える。神話的存在である妖精に、性別の区分がなかったりするように。美しい顔と生物学的男性性の共存。両性、あるいは中性を意味することもできるが、テミンはそれさえも拒否するように見える。彼は、初めに性別の概念自体を曖昧なものに誘導して、彼を通して「テミン」という独立的な自我を確立していく途中にある。

 


「美しさ」は、テミンのものだ。女性のものではない。

ソロアルバムコンセプト写真やミュージックビデオで発見されるテミンの特性は、「区別」を難しくさせるという点だ。一歩さらに進んだテミンの質問は、『どうして「美しさ」を生物学的女性に使う修飾語のように決めつけようとするのか』だ。美しい存在は、生物学的、あるいは哲学的に、性を包括できる無境界な(borerless)存在でなければならないだろう。それは、テミンでも誰でもということだ。テミンには「分ける(別)」という概念は、無意味だ。彼が見せてくれるコンセプトに対して、大胆にも「無性的」だと断言することができることもそうだ。

先に発表した、初めてのミニアルバム「Ace」に収録された「Pretty Boy(feat.Kai of EXO)」を例にあげよう。ちらっと見るとこの歌は、美しい容貌だからといって自分の男性性を貶すな、という叫びを込めているように見える。さらに、この曲の歌詞は、偶然にもSHINeeメンバーの中でいちばん筋肉質な体つきに太いフェイスラインを持つジョンヒョンが書いたのではなかったか。泣きっ面に蜂で、わたしたちは一般的に「筋肉質の」、「太い」、「荒い」などの形容詞が生物学的男性に「社会的男性性」を評価する尺度になるという事実まで、よく分かっている。

しかし、歌詞を詳しく聞いてみると、予想とは全く違う流れが読める。この曲は、生物学的に性別を分類する基準に反発するだけでなく、社会的観点で区分した「男性性」が「女性性」を卑下するならそれがどんなに偏狭なことであるかと指摘する。それも、とても直説的にあざ笑いながら。「美しい少年」というワーディングを当初、曲のタイトルにしていたという点が重要なこともそうだ。テミンは、ナルシズム的な視覚で両性性を擁護するのではなく、その区別自体を大したものではない対象に戯画化させることによって、無意味にさせる大胆さを見せる。自身の美しい容貌を褒め称えるにしても、これを偏狭な視覚で「女性性」だと認識する男性たちに対して、正面から飛ばす反論だ。当然のことのように、社会的に固定された視覚の下で通用されている「女性性」より、自分たちが優れていると感じる一部男性たちの心理。その上、テミンには大したことのない攻撃対象であるだけだ。テミンは「俺は君の頭の中の想像であるだけだ」、「そこのタフガイ/石のように固くなってしまった肩の力をちょっと抜いて」のように、直接的に男性性だと称されることたちだけを鋭く選んで、攻撃対象に想定する。

しかし、飽きるほど攻撃を浴びせ終えたあとが、さらに印象的だ。テミンは「俺が君より格好良い面にはあれこれあるだろう」と、主観的男性的象徴のようなものを主張しながら、さらに優秀な性的個体であるかのように振る舞わない。巨大な神話的存在として成長した妖精は知る。無理に狭苦しくなった世界で、こんなやり方で分けることが、どんなにとるに足らなくてつまらないことなのか。(さらに付け加えると、普段からジェンダーイシューに関心を持ったことで知ることになったジョンヒョンが、実際に歌詞でこんな価値を具体化した点がさらにまたかなり印象的だ。)

 


マッチョを圧倒してしまった妖精、性別二分をあざ笑う。

初めてのソロアルバムタイトル曲「怪盗(Danger)」と2枚目のアルバムタイトル曲「Press Your Number」ミュージックビデオで、テミンと一緒にダンスを踊るダンサーたちは、みんな同じような「マッチョ」という単語を思い浮かばせる容貌を持つ。しかし、いざ彼らの中に立ってパフォーマンスを指揮する人物は、血の気がないように色白で軽くて、美しいテミンだ。限りなく意図された対比は、メッセージを込めている。社会的に「男性的」だと崇められる特性の上に、より強い存在として君臨するカリスマは、どこから現れるのか。「男性性」に対比される「女性性」だろうか?そうでないなら、「より強い」男性性?だから、テミンは一体、どのように彼らを圧倒するに値する存在感を持つことができるだろうか?正解は、「さあ、なにも。」

これが、妖精 イテミンが気難しいフック船長に勝利した方法だ。「Press It」(2016)アルバムの中で、テミンは、腕を軽くゆらゆら揺らしながら柔軟な動きを強調した動作を主としてダンスを踊るが、突然、強い力が必要な動作を躊躇わない。性的な区別が無意味な、美しく巧みな審美的バランスは、そうやって維持される。ここにアルバム全体にわたって童話的で、ぼんやりとした雰囲気で続く歌詞「Soldier」と「Sexuality」のように、一般的に男性(軍隊を通じた社会化)、女性(男性に向けた性的誘惑)二分法のように分けた関心ごとを素材として借用する。「もう(Already)」のようなトラックで、テミンは、数多くのメディアで執着の主体に描写される女性のスタンスを、彼自身が粘り強く酔いしれながらも、「男の中の男」というタイトルには全く関心がなく見える。性別のようなものに絡み合わない、奇妙な被写体を観察しているような感覚だ。

このような主張に今も共感することができないなら「怪盗」と「Press Your Number」ミュージックビデオを、どうか、まとめて見ることを勧める。「怪盗」では、女性のことのように見えるが、理解して見ると、テミンのものである華奢な上半身ヌードが奥深さを起こさせて、「Press Your Number」では、彼が恋い焦がれて探し求めた「Girl」がテミンと一体化される奇妙な(!)シーンも見ることができる。ふたつの性別が合致される瞬間、ミュージックビデオ序盤で女性に銃を向けて威嚇的に振る舞った「男性」テミンが、結局、自分自身に銃を向けていたという点を目撃することになる。

これはかなり画期的なあらすじだ。性愛の対象や監禁、被虐の対象として女性を想定する代わりに、自分自身がその女性になってしまう側を選ぶこと。このように、すべての性的両立を自身の中で無意味にさせてしまったテミンは、物理的パフォーマンスの流れを変えるが、この瞬間を起点にテミンが踊るダンスの流れは、激しく自由になる。もう理解することができるだろう。執着する男性の心理を描写したが、結局、執着の対象は愛する女性ではなく、青いバラに取り囲まれた中心で咲いた、美しいテミン自身である。このとき、テミンは、男性でも女性でもない。自我を探し求める美しくて荒い、無性の妖精だ。「お姉さんはとてもきれい」の妖精は、本当に進化した。

 

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