시작이 반이다.

思い立ったが吉日。

カンミョンソクのThis is it 「SHINeeのおかしな道のり」

 

 

 「僕たちも僕たちの魅力がよく分からないんです。」3月14日、東京ドーム公演が終えた直後だった。5万枚余りのチケットは完売し、ファンたちは応援ボードで彼らに対する愛情を表現した。5人のメンバーたちはそして抱き合って号泣した。しかし、スペクタクルな公演後でも、メンバーであるキーは、彼らが愛される理由が分からないというようだった。ジョンヒョンも「もう年だ。幼いとも言えない。」と冗談を言いながら過ごした。報道資料に書くのにいい正解はある。彼らの日本 アルバム会社 EMIのマネージメント担当者 タク タカムラ は、SHINee が「素晴らしい歌唱力とパフォーマンス、確かな個々人のキャラクターを持つ。」と話した。4時間ほどの公演をダンスとバラードとソロステージを行き来しながら、ぎっしりといっぱいにするチームが十分に受けるに値する賛辞だ。しかし、これはどうだろうか。「優等生はいろいろな科目がすべて得意だ。」合っているが、言うまでもないことだ。
 
 
 キーの言葉に対するテミンの発言がヒントなのかもしれない。「(分からないこと)そのものがSHINeeの色なんだと思います。」「コンテンポラリー バンド」という曖昧な概念でデビューしたチーム、チーム名は「シャイ」だが、「Juliette」「Ring Ding Dong」「Sherlock」など、過激で難易度の高いパフォーマンスを消化してきたチームだ。しかし「Dream Girl」でまた明るい姿を見せてくれると、みんな自然に受け入れた。東京ドーム公演のソロステージのように。キーはモデルたちがファッションショーをする間、DJingをする反面、ミノは幼稚園生の格好をして観客たちとジャンケンをした。公演中の映像の中のSHINeeも暗くて破壊的な恋人からRPG戦士を経て、ファンクラブ「SHINee WORLD」に女装をしてこっそりと潜入していく姿まで出てきた。所属事務所 SMエンターテインメント(以下 SM)のどのアイドルグループの中でも、一番端から端まで行き来するコンセプトが可能だ。実力と魅力も認められた。ただし事務所も、ファンも、彼ら自身も、ひとつのキーワードで説明することはできない。記者会見中、「日本での足跡は明らかではないのに、東京ドームが可能だった理由」という質問を受けるくらい。2日間で10万人余りの観客を集めるチームであるのに。
 
 
 日本進出当時、東方神起はSMを代表する男性アイドルグループだった。彼らは日本で地域公演からアリーナとドームを経ながら、頂上に上がっていった。東方神起以降の少女時代は、日本進出当時からポップスターのような扱いを受けた。EXOは、事務所が彼らのために作ったストーリーをもとにチームを簡単に紹介できた。しかし、SHINeeは東京ドーム公演が決定された後、ホールツアーを行った。日本各地にある1000~2000席ほどのホールで公演を行ったことは、一種の説得だ。最大限多くの場所で多くの人たちと会い、彼らに対して直接見せること。
 
 
 事実上、4部に分けられた公演構成はSHINeeの現在でもあった。序盤には「EveryBody」「Sherlock」など、力強いパフォーマンスを見せてくれ、中盤にはお互い全く違うソロステージを、後半には「Breaking News」「DownTown Baby」など、日本曲を見せてくれた。1時間のアンコールには、ファンたちと会話をたくさんしながら、気持ちを分かち合った。他の韓国アイドルよりは、一般的な日本アイドルのように明るくて軽快な感じを見せてくれた。一方、彼らと違い、暗くて激しい雰囲気のパフォーマンスをすることもできる。アンコールで唯一の韓国曲「Dream Girl」は、その中間点だ。韓国と日本のある中間くらいで、SHINeeは「Ring Ding Dong」と日本スタイルのバラード「LOVE」を歌い、彼らがみんな同じチームであると説得する。キーは、上半身を露出して独特なスタイリングをしながら、ソロステージを飾った。それはアイドルというより、ビジュアルロックバンドメンバーに近かった。韓国と日本すべてでアイドルの範囲内にいるが、その外側の領域も出入りする。それほど多くの人を一度に説得することは難しい。代わりに「SHINee趣向」である人たちに自身を知らせなければならない。
 
 
 東京ドームのファンたちは、みんなペンライトを持って入場した。相当数のカバン、イヤリングなどにメンバーたちのハングルの名前を用いたアクセサリーもつけていた。韓国アイドルに対する海外ファン文化が韓国と似ることは一般的な現象だ。しかし、SHINeeのファンたちは公演の流れによってライトの色を変えて、タイミングに合わせて掛け声を叫びながら、応援した。ファンたちのSHINeeの呼びかけ方に韓国と日本に大きい違いは見えなかった。韓国と同様に、彼らは日本でもユニークな位置にいて、ファンたちも韓国のようにSHINeeにふさわしいやり方で彼らを好きでいる。テミンの言葉のように、定めることは難しい。強いて言うなら、どこでもSHINeeだ。そのSHINeeを好きな人たちを探し求めながら、韓国で8年間、日本で4年間、ゆっくりと上がっていった。そして、キムヨンミンSM代表は、東京ドーム公演をこのように表現した。「インターネットで言えばプロードバンド」になったと。長い間、ゆっくりと増えた数字がついに東京ドームをいっぱいにした。
 
 
 SHINeeの成長ドラマがようやく最高になりながら終わるだろうという保障はない。彼らは東京ドームで5万人余りを集めても、記者会見場で「東方神起とEXOの間の腰」という質問を受けた。端と端をすべて見せてあげることで説明できるチームのアイデンティティーは、公演でも4時間の間で4つの区画に分けて、ようやくすべて見せてあげることができるほどの難題だ。SHINeeだけの魅力があるからといって、それだけでも十分だと慰める考えはない。ただし、ひとつ。彼らは、今後自分たちの魅力を説明する必要はないということだ。代わりに、東京ドーム公演をまた行えばいい。時間はかかるだろうが、いつかは公演日数がひとつくらい、もっと増えていくだろう。8年目、そんなふうにずっと上がっていくチームではないだろうか。早くはなくても、後ろに戻ることもなく。
 
 
 
文 東京 : カンミョンソク