시작이 반이다.

思い立ったが吉日。

「8年目のアイドルがずっと成長し続ける方法」

 

 

国内アイドル市場で、SHINeeが占めている位置は独特だ。アイドル音楽市場を「大人たち」にまで、拡大できるのか。SHINeeが1年7ヶ月ぶりに発表した新アルバム<Odd>は、それに対する明晰な答えであると同時に、成長の証拠だ。


「2時間くらいだけして終わろうか。何を3時間も。」公演前にキューシートをチェックしていたひとりの記者が退屈そうに言った。彼が公演を最後まで見たならば、少し違うように考えるのかも分からない。
「身体のことを少し考えて、2時間だけするよ。」と。

5月18日、SHINeeが1年7ヶ月ぶりに4集正規アルバム<Odd>を発表した。それに先立ち、5月15日〜17日、ソウルオリンピック公園 体操競技場で<SHINee WORLD 4 in ソウル>コンサートが開催された。アイドルは極限職業だった。Y字型に長く伸びるステージを行き来することはもちろんで、ライブで歌いながら、猛烈なパフォーマンスまでやり遂げた。

SHINeeは、公演予定時間をざっと越えて3時間40分間、自身たちの歌だけで30曲余りを歌って、休みなく走り回った。今回のコンサートは、新曲5曲を前もって披露するショーケースの性質も兼ねていた。メンバー ジョンヒョンは、公演2日間だけで体重が4kg減った。コンサート名は「ダイエットコンサート」にしなきゃならないかという冗談がメンバーたちのあいだで出てきた。ファンたちのあいだで「ヘジャイニ(コンビニで販売するキムヘジャ弁当の中身が良くてできた「ヘジャロプタ」という造語にSHINeeを合成した)」という言葉がわけもなく出てくるのではなかった。

久しぶりに国内活動をスタートするSHINeeに対する期待を映し出すように、当初2日間を予定されていたコンサートは、公演が1日間追加され、全席完売で3日間行われた。前売り分では販売されなかった見切れ席を手に入れるためにファンたちは、オリンピック体操競技場前に場所を取り夜を明かした。

3時間をざっと超える公演時間は、自信の表現でもある。「チーム自体」だけでも見せられるコンテンツが多いという意味でだ。メンバー中、テミンとジョンヒョンがソロアルバムで活動したことがあるが、個人ステージは他に準備しなかった。
代わりに、SHINeeの曲の中で、メンバーひとりひとりが引き立って見えるようにした。たとえば、「Close The Door(ミニアルバム5集)」途中で、オニュがタップダンスを踊ったり、「Excuse Me Miss(正規3集)」を現音楽に編曲してジョンヒョンが声を轟かせるスタイルだ。チームでラップパートを担当するミノは、バラード曲を歌うときでも休まない。ボーカルを担当するメンバーに劣らないような滑らかな高音を引き出す。ステージ上で5人のメンバー中、だれひとりの才能も無駄にされない。

SHINeeは、新アルバムの初放送をラジオに決めた。3日間続いたコンサートを終えた直後、まっすぐメンバー ジョンヒョンがDJを担当しているMBCラジオ<青い夜 ジョンヒョンです>に出演した。正規4集アルバムに収録された歌を流して、その歌と関連する話で放送を埋め尽くした。ラジオ生放送が行われた時間、新アルバムの音源が公開された。

音源実力者に押されて1位を独占することはできなかったが、メンバー ジョンヒョンが作詞に参加したタイトル曲「View」をはじめとして、新譜に入れられた11曲すべてが、音源サイト「トップ100」内に上がった。海外チャート反応も、やはり尋常ではない。日本・香港など、アジア地域6ヶ国iTunes総合順位で1位を独占したことはもちろん、海外、総23ヶ国のiTunesメインアルバムチャート トップ100内にも名乗り出た。

1位でなくても、頂上に位置するグループ。ふと矛盾する言葉のように見えるが、国内アイドル市場でSHINeeが占めている位置は、独特だ。3年前、MBC エブリワン<週間 アイドル>に出演したSHINeeは、自身たちが「パイロットプログラム専門アイドル」だと言った。SHINeeの所属事務所のSMエンタテインメントが新しい芸能プログラムに所属アーティストたちの中で、SHINeeをいちばん最初に送り出して、「石橋を叩いてみて」他グループの出演可否を決定するという意味だった。MCチョンヒョンドンとDefconnは、これを充分活用した。「SHINeeが出てきたので」<週間 アイドル>内で新しいコーナーを作って、「SHINeeが生きられないなら、終わりというリミテッドエディションになれるコーナー」とし、SHINeeの積極的な参加を引き出した。


7年間の活動を再分析する曲に込める自信

この「パイロッドル」の用いられ方は、芸能プログラムでのみ限定されていない。音楽的にも、産業的にも、有効だ。SHINeeは、SMエンタテインメントが繰り広げる一種の実験だ。TV コラムニスト イスンハンさんは、『「これがアイドルジャンルで、これがアイドルの活動領域だ。」と区切られたものをどこまで拡大できるかを、SHINeeを通して実験しているようだ。』と言った。

アイドル音楽市場を「大人たち」にまで拡大できるか。デビュー以降、7年が過ぎた。そのあいだ、SHINeeが見せてきた進歩は、その質問に対する答えのように見える。SHINeeは、コンサートでバラードナンバーだけ別に抜き出してレパートリーを構成できるほどに、自身たちのアルバムでジャンルの多様性を図ってきた。ひとつのアルバム内でも、曲と曲のあいだに幅広いスペクトルを披露する。4集アルバム<Odd>も同様だ。特に今回のアルバムには、これまでの7年の活動を「再分析」する曲たちが隠れている。その中で、目につく歌がまさに「Love Sick」だ。「お姉さんはとてもきれい」の照れ臭さだけが強烈に残る彼らによって、7年後デビュー曲を再分析して、洗練されて余裕ある答えが出された。

デビュー曲の後続を披露するということは、自ら「成長」に対して自負しているという意味でもある。5月17日、記者会見でジョンヒョンは、こう言った。『テミニが中学生で誕生日のとき、SHINeeがデビューした。今回出てきたアルバムを見ながら、たくさんの方たちが「SHINeeがこんなに大きくなったんだな。」「ずっと成長し続けているんだな。」と思ってくだされば嬉しい。』

5月19日、公開されたタイトル曲「View」のミュージックビデオもやはり注目するに値する。SHINeeは、「少年から男になった」という在り来たりな表現でまとめられない。大体の男性アイドルが変化や成長を見せてくれる方法として「男性性」を浮き彫りにする戦略を使う。しかし、SHINeeはそんな「男性」になり下がらない。あるアイドルは、このように異なる方法で成長の証拠を残す。「EveryBody」の衝撃的なパフォーマンス以降、これ以上何を見せてくれるのかと、疑っていた人々にSHINeeが出した明晰な答えだ。

 

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