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시작이 반이다.

思い立ったが吉日。

THE CELEBRITY 7月号 - JONGHYUN

News THE CELEBLITY

 

 

ポップアーティストジョンヒョンの
ミュージックソネット

幼いときから作曲家が夢だったと時折話していた少年は、成長してソウルと韓国を代表するアーティストとしてにょっきりと立った。
いつの間にかデビュー10年目。「SHINee」のメンバー ジョンヒョンであると同時に、作曲家、DJ、小説家でもあるジョンヒョンは、自身だけの「ポップ」世界を構築している。
アンディ・ウォーホルリキテンシュタイン、そしてピョン・デヨンまで、ソウルとニューヨークポップアーティストの世界が、ジョンヒョンのポップと調和してひとつになった。
文 イム・ジュニョン、キム・ヒソン記者
写真 メン・ミナ

わたしにとってジョンヒョンといえば必然的に思い浮かぶロールモデルは、ジャスティン・ティンバーレイクだ。 イン・シンクの可愛らしいアイドル歌手として出発して21世紀を代表するアーティストになったその方だ。こんな類の「成長談」は、大衆音楽界を装飾してきたとても古い物語でもある。マイケル・ジャクソンの出発もアイドルグループであるジャクソン5だったり、最近ではワン・ダイレクション出身で成功のうちにソロデビューを築き上げたゼインを挙げることもできるだろう。正直、このような、アイドル vs ミュージシャン(アーティスト)の対立構図は何だろうか。とても「慣習的」だと見なければならないだろうかと思うのは、怠けた分類法だと考えた。周知するとおり、このふたりのあいだには川がひとつ流れている。まさに「シンガーソングライター」という名の川だ。この川を泳いで渡っても、ボートに乗って渡っても、ひとまず渡ればアーティストの待遇を受けることができるというのは、一種の暗黙的同意だと言える。
質問を投げかけてみよう。果たして、シンガーソングライターであってこそアイドルという殻を脱皮して、ミュージシャンとして認められるのだろうか。それは違うと思う。歴史的に、わたしたちは他の歌手の曲を貰って歌ったり、さらに原曲をカバーするだけしたことも「音楽芸術家」や「巨匠」として認められた数え切れないほど多くの場合を目撃してきた。ともかく、シンガーソングライターが、アーティストになるための必須条件ではないという点だけ覚えていればいい。
ジョンヒョンは、SHINee時代から作詞に一度か二度参加していたが、今では自身の作品を直接計画して監督する、シンガーソングライターやプロデューサー級に値するケースだ。そうして大部分の批評が、アイドルからミュージシャンに「成長」した彼の経歴にばかり焦点を合わせてきたことが事実だ。しかし、こんな図式的区分法だけが彼の音楽世界を捉えることができる唯一の方法論だろうか。むしろ、彼は数え切れないほど多いアイドルが忘れるに値するならば新しく登場して、記憶するに値するならいつの間にか消えていく、大韓民国社会の顔にそっくり似通ったアイドルの無限競争の中で、自身だけの生存法を開拓しているのではないだろうか。すなわち、質問の範囲をさらに狭めて具体的に問い直さなければならないという意味だ。つまり、ジョンヒョンが追究するシンガーソングライターとは一体、「どんな」シンガーソングライターなのかということだ。わたしの考えで、彼のシンガーソングライティングを定義することができる要素は「不均質性」と「反実体性」だ。まず彼の音楽をアルバム単位で聴いてみると、わたしたちは彼から何らかの大定義付けをすることの難しさを発見することができる。
少し前に発表した新譜や正規1集である<She Is>をさっと振り返ってみよう。「She is」ではファンキーなスラップベースと最新エレクトロビートに出会うことができるし、わたしがいちばん好きな「White T-Shirt」ではわざと大袈裟に歌ったようなジョンヒョンのボーカルの後ろで最近人気ジャンルであるトロピカルハウスがうねる。さあ、これだけだろうか。強烈なエレクトロ/R&Bビートで曲の妖艶な雰囲気を思いきり蘇らせた「Orbit」。トラップが加えられた「Dress Up」。レトロな志向を追究した「RED」。ダウンテンポR&B「Moon」などで分かるように、まるっきりひとつの水の流れに統合してこのアルバムを説明するというのは困難なことだ。ひょっとすると曲たちをひとつにまとめるアイデンティティを重視する人たちにとっては、ひょっとすると無視されることもあるアルバムだ。
しかし、わたしの考えは少し違う。(メインストリームの場合) 1枚のアルバムをひとつ、あるいはわずかな数の基調で編集される方法は、20世紀のことだ。ざっくばらんに言って、古臭いという話だ。そこでさらに重要になったことが歌手本人、すなわち、スター性ではないだろうか。多彩な系統で成長しているこのサウンドたちを統合することができる歌手の存在感があってこそ、現代大衆音楽を解釈することができるキーワードだと思う。同じグループのテミンと共に、このような傾向を代表するミュージシャンがまさにジョンヒョンだ。つまり、スター性を手に入れるために必要な音楽的資質は、むしろ均質性ではなく不均質性であることを。これを越えて不均質性を均質なもののように「聴かせるほどに」することを。ジョンヒョンの新アルバムは、わたしたちに教えてくれているのだ。つまり、このように反アイデンティティを通してアイデンティティを完成する逆説の美学でこそ、わたしたちがジョンヒョンをはじめとする数々のメインストリームミュージシャンの音楽から感じている現代性の正体であるかもしれないという気がした。

 

雑誌撮影中盤から、DEANの新曲「21」を流してほしいと注文したジョンヒョン。インタビューを本格的に始めるまで、DEANの曲「D(Half Moon)」を鼻歌で歌っていた。ジョンヒョンは、どんな動作をしても余裕があるように見えた。アイドルグループメンバーと一緒にいるときよりは、才能溢れるアーティスト、あるいは作家のように見えたというだろうか。実際に彼は文章が好きで、うまく書くアイドルだ。すでに小説「山荷葉 - 流れていった、手放してやったものたち」を出版することもあった。彼はその理由を「考えが深いので。」と話した。「頭の中に宇宙のようなものがいっぱいで、今も全部広げても見えなかったんです。数え切れない素材が登場するので、待っててください。」最近発売されたソロアルバム<She Is>は、彼の趣向がいっぱい詰まった、新しいエッセイの始まりだ。


2015年に発売した初アルバム<BASE>、小品集<物語 Op.1>に続いたジョンヒョンの新ソロアルバムであると同時に初正規アルバム<She Is>。この上なく個人的趣向で構成したアルバムのようだ。

正規アルバムを作らなければならないと思って作ったわけでもなく、正規アルバムを発売しなければならない時点ということさえも自覚できなかったです。実際「正規」という単語に内包された意味は、意外に重厚です。正規は「僕だけのカラー」を見せることだと思うんですが、「そんな僕」を見せることがもうずっと昔のことのようで。そのため、今回のアルバムを通してはっきりした音楽的世界観を見せるよりは、個人的なストーリーテリングを始めなければならないと思いました。
ちょうどいい具合に、正規アルバム発売のタイミングとぴったり合ったという点も面白いですし。


大衆性に思い悩むことはなかったか?

大衆性と僕の音楽的性向、芸術性に対する苦悩がなかったと言ったら嘘になるでしょうが、好きなものをもう少したくさん解き明かしたいという欲心がさらに大きくなりました。そして、まだ大衆が何を好きなのか把握できていなかった状況でしたし、正直思い悩みはしましたが、反映はできなかったというのが正しい表現です。


今回のMVは、2Dに忠実なアナログ時代のカラーとポップカラー、キッチュな小物を活用したことが印象的だった。ポップアーティストを代表するアンディ・ウォーホル、ロイ・リキテンシュタインなどとコラボレーションしたような感じがした。見せたいものは何だったのか?

「ポップ」という単語には一般的に「いちばん広く普及することができる」、「たくさんの人が見て楽しむことができる」というニュアンスがあります。これはつまり、アンディ・ウォーホルとロイ・リキテンシュタインが作り出したポップアートの世界と触れ合っています。このような意味と関連があるわけではないですが、芸術として表現したい僕のポップは、生きていくことに必ずしも必要ではないものを作り出す行為であるので、実用的ではないです。だから、僕が表現したい「ポップ」は、余裕ができた人間のライフスタイルの中のひとつであると考えます。必ず必要ではないですが、楽しむことができますから。


「ジョンヒョン」は難しいという話も聞くか?「ジョンヒョン」自体は難しくないが、「ジョンヒョンのアルバム」は難しいように思う。

そうでしょう、難しいでしょう。(笑)予想はしました。僕と違う考えを持った人や僕の趣向を理解できないという人びとは、十分に難しく考えることができるし、異質的に感じられることもあります。でも、それを悪く考えることはないです。僕のカラーがあるということですから。すべての人が同じ考えを持っているなら、どれほど面白みのないことでしょうか。(笑)


異質感よりは「何か違う」と感じた。作詞するとき、いちばん重要に感じることはストーリーテリングが主軸になる小説方式だという話を聞いた。だからアルバム構成同様、ひとつに繋ぎ合わせられたオムニバス構成の小説を読む感覚だ。

ひとつに繋ぎ合わせられた感覚があるのは、作業する人がひとりであるために可能なことです。すべての曲に僕の意見をたくさん反映して、僕の色彩が際立って見えるんです。僕はアルバムを作るとき、ひとりのキャラクターを決めておいて始めます。それが僕であることも、僕でないこともありますが、今回では、今まさに恋に落ちた太々しい成人男性を描いてみました。異性によく言い寄って、ウィットも満ち溢れるやんちゃ坊主のような成人男性が歌う9曲が<She Is>アルバムに入っていると思えばいいです。もちろん、話し手はひとりですが、相手は数人です。恋に関連された物語を、随筆集のように詰め込みたかったんです。


実は最近、「エロスの果て」が話題だ。「自分」だけがいて、相手はいない。相手へ無条件に自分を捧げる「愛」はだんだんなくなっている。だから、みんなナルシストにならざるを得ない。君はこのような社会を望まないように思う。

当然です。絶対に望まないです。考えるだけでもクラッとします。僕は幸い表現を惜しむほうではなく、他の人たちよりロマンチックな点が多いです。くすぐったい感じもします。こんなふうにくすぐったく感じる人がいたら、自然と周りに影響を与えるのではないでしょうか?僕の周りにはかなりロマンチックな人たちがいるので、彼らと一緒に付き合うだけでも、世の果ては来ないように思います。(笑)


愛を表現することが、最近では「恥ずかしい」と認識されているようだ。昔はロマンに対する珠玉のような語彙が溢れていたのだが。

「いちばん人気はシックさ」という表現が最近ではよく使われます。もちろん格好良いとは思いますが、どうでしょう、僕の考えでは、シックなものが蔓延していく途中で、それに嫌気が差した人たちが「ツンデレ」を魅力的だと感じるんだと思います。結局、人びとが内面的にも穏やかなぬくもりを望むということを立証したわけです。


<山荷葉 - 流れていった、手放してやったものたち>では、君が過去のある時間をじっと見つめているような感じを受けた。君にも取り戻したい過去があるのか?

実は、自分自身に自信があるので「もう一度あの時期に戻って、もっと発展したい。」という考えは一度もしてみたことがないです。仕事的な部分ではいつも最善を尽くすからです。ただ、私的な部分では過去に戻りたいときがあります。中学生時代と5年前です。人間的な部分において人びとに過ちを侵したり、瞬間的に僕が間違って背を向けたことを取り戻したいくらい?音楽と歌手活動に対する後悔はないです。あ、中学2年のときにお母さんと喧嘩したことがあるんですが、そのときの喧嘩したことを取り戻したいです。(笑)


そのあいだに君のインタビューを見ると、お母さんに対する愛情が格別なように感じたのだが。親御さんに愛してるという言葉も、よく言うように思う。

僕は表現をよくすると思います。大部分の人びとが僕と同じか似たような大きさの愛情を持っているはずなのに、僕が表現をもっとよくするので、目立って見えるんだと思います。家族を愛する気持ちは、みんな似たり寄ったりではないでしょうか。


このような息子を持ったお母さんが羨ましい!

もしも、もう一度生まれるなら、僕たちのお母さんのもとに生まれたいです。親孝行で。(笑)


インスピレーションと素材はやはり「本」から得る方なのか?

イ・ビョンリュルの<風が吹く あなたが好き>からもインスピレーションをたくさん受けました。写真と段落をエッセイのように構成したところが気に入って、感情の色だけガンッと見せてくれたことが助けにたくさんなりました。本だけでなく写真やポスター、映画予告編など、視覚的なものから助けをたくさん得るほうです。


夢でも素材を探したりもするのか?

夢というもの自体がたくさんインスピレーションをくれるので、「こんな夢を見たい。」という想像からインスピレーションを受けることもあります。夢を媒体として想像をしたり、夢の中で感じた感情を複雑に絡み合わせて歌詞に書いたり、インスピレーションを得ることが好きです。今回のアルバム収録曲「Moon」も明晰夢に対する物語です。僕が自覚する状態で見る夢。その中で作り上げることのできる行動。僕がコントロールする範囲の中で、ファンタジーを作り上げたということが興味深かったようです。その夢でどんなことをしても、現実に戻ってきたときには問題にならないですから。


普段からメモする習慣があると言った。主に何にするのか?

最近はメモをする人がそれほど多くないと思うが、僕はメモを楽しんでするほうです。実際、携帯が発達したことが僕にとってはとても運が良かったです。ものすごく字が下手なので紙に書くこともできなくて、さらに僕すら字を読むことができないんです。そして書き込んでもよく紙を無くすので。持ち歩くものは、よく無くしてしまうほうなので危ないです。


ラジオでその話を聞いたようだ。

ものをものすごくよく無くしてしまいます。これは絶対に直すことができないです。それで毎回マネージャーとスタッフがずっと気を使わなければいけないので、申し訳ないです。


本人の歌を作ることも忙しいはずなのに、後輩歌手たちに曲をあげることもある。「神ジョンヒョン」とも呼ばれているが、ジョンヒョンがこんなふうに多彩な音楽を作り上げるまでに影響されたミュージシャンがいるはずだ。

いつもいろいろなアーティストの音楽を楽しんで聴くほうですが、今回のアルバムを作るときはマックスウェル、プリンス、ミュージック・ソウルチャイルドディアンジェロなどの音楽をたくさん聴きました。僕が考えていたネットリ甘い心に対する理解度を高めたかったです。プリンスは悲報があったので、さらに集中して聴いたと思います。今回のアルバム収録曲である「AURORA」はプリンスを思いながら歌った曲で、彼の感性やイメージを僕なりに解釈しました。


普段、どんな方法で作曲をするのか?

ストーリーテリングになった歌詞がまず出てくれば、曲とメロディーがよく出てきます。完璧でなくても文章や単語ひとつでもあれば、作曲をすることができるので、メモをたくさんするんです。


ジョンヒョンは「自己愛」をいちばん高級そうに表現するアーティストのようだ。

もちろん、自己愛が満ち溢れています。(笑)僕自身をたくさん嫌悪してみたからではないでしょうか。僕は自己肯定感が底を見ていたので、自信がさらに大きくなったと思います。僕を知ることと自己愛が比例するという話です。見た目とは違って僕は劣等感と被害意識が多い人間なので、それを克服しながら自分で鞭打つことをたくさんするほうですが、そんな精神的苦痛に打ち勝ったときに感じる喜悦も大きくて、ある瞬間、爆弾あられのように自己愛が大きくなりました。かなり感性的な僕が感覚を表現することができる職業に就いたことを幸運だと思います。


感性のために普段、どんなことたちを考えているのか?

あえて話そうとする必要のない考えをたくさんするほうです。(笑)単語のニュアンスに対する考え、単語の意味のようなことを深く掘り下げます。学校に通っていたとき、国語辞典を見ることが好きでした。国語辞典で単語の意味と多様な活用度を見ながら、身に付いていく感覚を楽しみました。最近でも暇ができれば単語を検索します。


最近ではどんな単語に集中しているのか?

単語というよりは、ひとつの文字に魅力を感じてハマっています。例えば、この一文字がどうしてこのように構成されたのだろうか、この一文字を作った人はこの部首をどのように交えてどうしてこんな意味を作ったんだろうか、などです。ものすごくロマンチックじゃないですか?ひとつの文字は、ロマンチックな文字です。単語の組み合わせを見ると、ロマンチックに作り上げられたものなんですよ。例を挙げると、老い(늙)を「老」という字と人(사람)「人」という字が組み合わされた単語は、実用性より意味により集中して作った文字です。それぞれ異なる意味の部首をくっつけて完全に新しい単語を完成したなんて。これはどれほど面白みがあって、魅力溢れる文字なんでしょう!ひとつの文字は、象形文字までも愛らしいです。


何も考えないときはないのか?

「ボ〜ッとしなければいけない」時間が必要で重要なことは自覚しているが、時間がなくてできないです。僕もすごく疲れた人のようです。(笑)


来年にはデビュー10年目だ。どんな姿になりたいか?

もう?!ですが、今とたくさん変わることはないと思います。今と変わらず、歌って、公演をしているでしょう。他の人が僕を見たら、変わったと感じることもあるでしょうが、僕はそんなに大きく変わらないつもりです。来年会ったら、また話してください。どんなふうに、どのくらい変わったのか。(笑)

 

 

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