시작이 반이다.

思い立ったが吉日。

GQ KOREA 10月号 - ONEW

 

 

 

 

 

 

 

6年前<GQ>で「21世紀 少年たち」というインタビュー画報を撮影して会いましたね。「オニュ」という名前について話しながら、インタビューを始めました。その名前にふさわしい時間を過ごしたようですね?

 

昔でも、今でも、僕によく似合う名前だと思います。

 

 

 

 

多方面で活動も多く、声帯ポリープ手術、この前の足首負傷など、浮き沈みもあったじゃないですか。それを考えてもですか?

 

名前のおかげでこんなふうに生きなければならないだろうか、と考えたりしました。そこで、練習をちょっとやらなかったりとか、なんとなく何か間違っているときに、立て直すことができるでしょう。
この名前が好きですし、守りたかったです。

 

 

 

 

この前のコンサートでは、どうなったんですか?

 

定位置でジャンプしてからステージ前方に歩いて出て行く部分だったんですが、脚に力が入らなかったんですね。靴を履いているうちに、かなり激しく足首を挫いたんです。一旦、座ったままで自分のパートを歌ったら、痛みが押し寄せてきたんですよ。あ、ここでこうしてたらダメなのに、という思いと一緒に。

 

 

 

 

 

 

その状態で、最後の曲を歌ったんでしょう?

 

「Everybody」は、5人でなければ意味がない曲でした。必ずステージに上がらなければという思いで、靴を履いたまま包帯でギュウギュウに巻いて上がって行きました。片足で踏みしめてゆっくり歩いて行ったら、テミニが僕を引き止めて、「大丈夫なんでしょ?」と言ったんです。もともと僕が入り口が反対側に立つところだったんですが、テミニが「ヒョン、ここにいて、僕が行くよ。」と話して、行ったんです。そこで一度、グッと。キー、ジョンヒョン、ミノが、大丈夫なのかと聞いて来たんですが、その度にグッと。最後のファイティンと言うような動きは、準備されたものではなかったんです。その瞬間に出たものなんです。僕が全部台無しにしたような気がして、自分自身に怒りが湧きましたし、観客たち、スタッフたち、メンバーたちに申し訳なかったんですが、そのステージをしたら、無念さ、悔しさ、申し訳なさが、すべて消えたんです。むしろ、この友だちたちと一緒ならどんな試練も打ち勝つことができるだろうという気がしました。生まれ変わってもSHINeeになるかという質問に、冗談半分本気半分で、このメンバーならなるだろうと全員が答えたことがあったんですよ。ふいに、それを思い出しました。

 

 

 

 

自ら、涙がないと話していたにしては、涙と関連したエピソードがとても多くないですか?ドラマ<太陽の末裔>で最も話題になったのも、涙の演技だったんじゃないですか。

 

そうですね。そのときそのときに僕の思いを吐き出したものなので、必ずそうではないこともあります。でも演技はちょっと違います。僕は、本当に誰かひとりを失ったような思いで泣くんです。

 

 

 

 

 

 

涙の演技をするとき、普通、演技者たちは今まで経験した悲しかったことを思い浮かべたと言うじゃないですか。オニュさんもそうなんですか?

 

これといって、こんなことがあったというよりは、その状況にのめり込みます。ドラマ<太陽の末裔>のイ・チフンなら、現場から積まれて出てくる人たちを本当だと思います。僕が助け出さなければならない、誰かにとってものすごく大切なこの人が死ぬ、そうやって考えて没頭しようとします。

 

 

 

 

現場に忠実なタイプですね?

 

はい、計画は本当に立てられないです。本当に、自負できます。はは。

 

 

 

 

それでも、未来に対する期待があるでしょう?期待してみると、いろいろな道も模索してみるでしょうし。

 

何かを決めておいて掘り下げないです。僕はただ与えられる状況で楽しくやりたいんです。ある意味、優柔不断ですよね。でも一生懸命やろうとします。例えば、ドラマなら一日中その台本だけ見て、そのことばかり考えます。台本全体を2〜3日で、一度ずつ1部から16部までずっと読み直します。全体を把握して、確立していこうとします。リハーサルと違う状況、新しい現場が多いので、僕が準備できることはその瞬間にできるあれこれを最大限考えておくことです。そうやって練習してみると、現場で他の演技者たちと息をして、僕の中の何かが出てきます。

 

 

 

 

そんな状況のおかげで、それぞれ随分違った性格の仕事をうまく消化してきたようですね。食い意地が張ってると聞きましたが、そうやって仕事をしながら思い通りに生活するのは大変でしょう?

 

一度食べ始めたら、僕さえもどうしたのかなと思うほどにたくさん食べます。画面にぽっちゃりとして映るのは嫌なのでスケジュールが決まったら食べないんですが、スケジュールがないときは…あ、ドラマ撮影は予定に合わせて食べられるので、本当に良かったですよ。

 

 

 

 

本当に肯定的な人のようですね。

 

そうでなければ、僕が怒りますからね。

 

 

 

 

 

 

怒るだなんて?

 

誰かが隣で怒り出すのを見るのが本当に嫌いです。ある人によって、全体の雰囲気が曇るじゃないですか。どうして自分のミスでもないのに、僕までこんなふうにだらんと落ち込まないといけないんだろうと思います。だから、僕は怒りません。忙しくて焦ってるときにちょっとだけ苛立ったことは何度かありますが、あ、しまった、と思ってすぐに謝りました。

 

 

 

 

人がいつも穏やかでいれることはないじゃないですか。

 

良ければ、良いことですから。誰かに立派に見せるためではなく、その瞬間が素晴らしいことが僕にとっては重要です。

 

 

 

 

いつも良ければもちろん良いでしょうが、実際にはそうでしょうか。現実的には怒っても、どんなふうにうまく出すのかが、もっと重要じゃないでしょうか。

 

もしも僕が怒ったら、それは本当に何かが溢れ出てきた場合です。そんなとき以外は、怒ってもそのときには話をしないです。その瞬間だけ過ぎていけば、僕が先に近付いてごめんなさいと言うことができますから。その瞬間だけ、うまく避ければいいです。

 

 

 

 

オニュさんのうまく怒る方法ですね。

 

あ、そうですね。

 

 

 

 

 

 

すぐに出るアルバムはどうなのか、ヒントをちょっと貰えますか?昔のSHINeeはものすごく挑戦的な歌とダンスで人々を説得する側だったなら、進むほどに余裕を持って軽やかに接近する方法を知っているようですね。今までの流れで見れるでしょうか?

 

そうですね、コンテンポラリーバンドですから。今回の曲は親しい感じもあって、これは何だろう?、という感じもあります。でも分からないです。最近大衆の方たちが何をお好きなのか、よく分からないです。

 

 

 

 

コンテンポラリーバンドという表現を、6年前にも聞いたことを思い出しますね。でも、今の「コンテンポラリー」は、それぞれ数え切れない定義があるじゃないですか。

 

だから、本当に分からないです。こんなものになるのか?、と思った歌になることもあるじゃないですか。

 

 

 

 

歌が余裕あるものになるほど、SHINeeにも余裕が生まれますか?

 

本当に多くのステージをしてみましたから。経験を無視することはできないと思います。

 

 

 

 

 

 

これといった趣味がないと聞きましたが、その余裕と一緒に趣味は出来ませんでしたか?

 

活動の余裕ではなく、心の余裕です。最近は、作業室が僕の最大の関心事です。

 

 

 

 

個人作業室ですか?

 

はい、僕ひとりで使います。すごく良いです。宿舎ではいつも誰かがいるんですよ。それで、僕は準備が出来てないものを他の人が見るのが嫌なんです。ひとりで考えて練習しているうちに、音楽を見る視線も変わりました。

 

 

 

 

どうやってですか?

 

今回のアルバムは以前のアルバムとちょっと違うような気がして、あえてお話しようと思います。昔よりもっとたくさん理解して、もっとたくさん練習して歌った気がします。

 

 

 

 

 

 

作業室でいちばんたくさんすることは練習ですか?

 

歌を聴くことです。歌を流しておいてコーヒーを飲んで、歌を流しておいてお酒を飲んで、歌を流しておいて友だちを呼んで話をして、歌手という職業に就きながら歌をよく探して聴かなかったんですが、またこの歌あの歌と探して聴くようになりました。

 

 

 

 

成長 過程というのはほとんど似ていますが、それがアーティストならば、初めは何も考えずに好きでエネルギーだけを信じて挑んだら、だんだんと技術を積み重ねて熟練して、ついに「僕のもの」と言えるものを得るでしょう。今、「僕のもの」と言うに値するものがあると思いますか?

 

いまだに「僕のもの」と断言できるものはないです。でも経験を積んで余裕が出ると同時に、すごく楽な動き、表情、歌が出てくるときがあるんですが、そのときに「ベスト」だと感じます。
余裕を振りまいてみなくちゃ、こんなふうではなくて楽しくやりたくて一生懸命やってみたら、その瞬間に到達します。

 

 

 

 

その瞬間がよくやって来ますか?

 

時々です。はは。
昔は本当にステージに立つと、胸が弾けそうで、これはどうすれば良いんだろうと思ってたんですが、今はみんなが楽しく跳ねて遊べば良いんだという思いで上がって行きます。考えの転換が出来上がったんですかね。今も変わらず胸は弾けそうですが、スタート地点がちょっと変わったんですね。僕が確実にお伝えできることは、本当にステージでメンバー5人がひとつの心になったという気がするときがあるということです。この子、本当に入ってるんじゃないの?、と思うんですから。

 

 

 

 

 

 

奇跡のような瞬間がでしょうね。

 

今、僕を放ってしまえばここで全部のことをすべて感じられるだろうな、と思います。良くない例ですが、今回のコンサートの「Everybody」ステージがそうでした。僕が怪我して上がったので、みんなが頑張ってどうにか支えなければならないという思いで、これをワッと噛み締めたと思います。
僕も刺激を受けて、頑張りましたよ。

 

 

 

 

足を怪我したことが、災い転じて福となすことになることもあるんでしょうね?

 

足を怪我したことで、アルバム発売日まで延びたので、そこまでは…

 

 

 

 

今のそれは少年が言えない答えのようですね。

 

そうですかね?まぁ、経験でしょうね。はは。

 

 

 



 

 

 

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