시작이 반이다.

思い立ったが吉日。

TENインタビュー『テミン「自分だけの雰囲気「WANT」…これは本当に「テミン」です』

 

 

f:id:xoals718:20190211134132j:plain

 

テミンは本当に妙な歌手だ。

 

ステージの上の彼を見ていると、女性らしくもなく、男性的でもないが、妙にセクシーだ。華奢で壊れそうな雰囲気を与えても、強烈な何かを投げかける。不思議なことに、テミンは致命的なふりをしても照れくさい感覚を与えない。自信と共に確実な自分だけのカラーを持ったからだ。自身の長所をよく理解し、際立たせる方法も知っている。指先も芸術に見せる。彼のステージで見る面白さがあり、期待値をいつも充足させてきた理由だ。

 

 

テミンが、211日午後6時、2枚目のミニアルバム「WANT」を発表する。同名のタイトル曲「WANT」は、ディスコ基盤のアップテンポダンス曲だ。「もっと欲しがる」は、呪文をかけるような表現の歌詞が魅力的だ。何より水が流れるようなテミンのダンスの線が際立つパフォーマンスが引き立つ。テミンは、自身のキーワードを「見ても見ても、また見てもずっと見ていたいテミン」だと話した。直接掲げたキーワードのように、新曲「WANT」も、見てもまた見たいパフォーマンスで作り上げる予定だ。アルバム発売を目前にしたテミンにソウル清潭洞 SMエンタテインメントで会った。

 

 

テミンのソロカムバックは「MOVE」以降、16ヶ月ぶりだ。テミンは、「大衆へ、別の姿、成長して発展する姿をお見せしたい気持ちがあり、空白期が長くなりました。長い空白がプレッシャーでもありますが、今回は胸がときめく気持ちで臨みました。」と明かした。

 

 

彼は長い空白を自らを立て直して補った。違うものは取り出して、足りない部分は補う重要な時間だった。音楽趣向が確かだというテミンは、「時間が経てば、趣向が変わるのではないでしょうか。新しい部分を探しながら、カラーに溶かし込めるように僕自身を育てる時間を持ちました。僕がパフォーマンスに重点を置いた歌手なので、ダンスも「MOVE」でお見せしたもの以外に、別の姿を探そうとしました。」と話した。

 

 

「自らを「パフォーマンス型歌手」と話しましたけど、(ボーカルが)物足りなくもありますし、それだけ未熟だということを感じています。SHINeeの中でもポジションがダンスでしたし、自分自身もパフォーマンスが長所だと思っていますが、ずっと同じような姿ばかり見ていたら、大衆が飽きる可能性もありますよね。全部知っている姿だけでなく、成長する姿をお見せしなくちゃといつも考えています。でも、パフォーマンス型歌手というイメージは、うまく作り上げたと思います。」

 

 

テミンは、「WANT」を「MOVE」と「怪盗(Danger)」の中間だと説明した。「怪盗」は、テミンの初めてのソロ曲で、セクシーでありながらも中性的なイメージを構築するスタート地点になった「MOVE」は、「MOVE病」という言葉を誕生させるほどで、芸能人はもちろん一般人たちの間でカバー流行を巻き起こした歌だ。

 

 

「実際、欲としては完全に新しいものをやりたいです。でも、僕が作り上げておいたイメージを構築しようとするなら、「MOVE」のイメージを持っていくのが合うと思いました。実際、「MOVE」は爆発したいのに弾けるものがない歌なんです。それで見る方々に物足りなさを残したように思います。足りない部分を補おうとしましたね。」

 

 

物足りなさを補ったというテミンの自信は、「WANT」の振付にそのまま現れた。あらかじめ見たテミンの振付は、優雅でありながらも繊細で、力を感じられながらも華奢な雰囲気だった。テミンは、「「WANT」がイントロから圧倒する雰囲気を与えます。今回のアルバムでいちばん力を入れた部分が手を抜いたような気もしますが、他の人たちが出せない雰囲気です。それがまさに「WANT」パフォーマンスのポイントです。振付を「あそこまでしなくてもいいの?」となりますが、いい感じです。」と笑った。

 

 

今回でも「MOVE」を作り上げた振付師 小春と共にした。テミンは、「華やかなスキルのダンスよりは、自分の中にある内面を見せてくれる人がいる。そんなダンスを踊る人が格好良いと思うんですが、振付師さんは僕を引き出してくれている人です。一緒にやりながら、自分自身が発展して成長したと感じます。」と満足感を表した。

 

 

f:id:xoals718:20190211134239j:plain

 

テミンの今回のコンセプトは、官能と純粋が共存する男性の致命的な魅力。美しく慎ましやかな容貌とすらっとした体型のテミンは、ソロとして変身した2014年から、セクシーと退廃、中性的なイメージを固めている。ここにコンセプト消化力とステージ掌握力が加えられながら、他の歌手は真似することのできないテミンのジャンルが誕生した。

 

 

「ソロ歌手 テミンの長所を挙げるなら、僕だけのスタイルです。自分なりに僕がやるスタイルがあるんじゃないかなと思います。同じような振付をいろいろな人から踊ってほしいと言われたとき、僕は僕なりのやり方で消化できると思います。他の人たちとは違う僕だけのスタイルですよね。」

 

 

WANT」が、以前よりさらにアップグレードされた「致命的なセクシー」なので、振付を始めとしてスタイルにもさらに神経を使いました。テミンは、「髪を伸ばして出てくると思うんですが、すべてのスタイルが会議を経て出ました。」と明かした。そうしながら「シグネチャーとして手にしたいイメージが「中性」だと話してたんです。僕が痩せた方なんですが、スタッフたちがこれを長所として見ます。」と説明した。

 

 

「僕のように痩せた体型の男性は多くないので、ひとつの長所として考えています。僕が感じる粋もマッチョのような男性的な魅力ではないです。僕と考え方が違うんだなと思います。僕はやはり中性的なイメージとして映されることをもっと追求して特別だと思います。中性的なイメージをずっと持って行ったら、テミンらしいと言えばいいでしょうか。僕だけのイメージとして刻印されるだろうと思ってます。(笑)」

 

 

コンセプト、振付、スタイルなど、全体を見たとき、今回のアルバムは、誠意と努力をたくさん注いだという感覚を与える。テミンもやはりこれを認めて、「初めてのソロアルバムは、作り上げられたままに一生懸命にやりましたが、2枚目では僕の意見がたくさん入りました。そんな過程を通じて、合意しながら調節しなければ行けなきゃということを学びました。今回は、周りのスタッフを信じて行きました。」と話した。

 

 

続いて、ソロアルバムとSHINeeアルバムを比較しながら、「SHINeeは、全体の声とシナジー(相乗効果)を考慮しますが、僕のアルバムにはキャラクターを優先にして置きます。僕というキャラクターをどのように見せなければならないだろうか、また、そういったものたちを盛り込むことができる歌を探します。」と説明を付け加えた。

 

 

「「WANT」を通じて、望むことがあるなら、「差別化」です。正直に言うと、僕がどんなに一生懸命にやってもやるほどに年を取りながら体力が落ちるでしょうし、ダンスを上手に踊る子たちもずっと出てくるでしょう。ここで生き残ろうとするならば、「テミン」という人を見せなくちゃいけないと思います。差別する点がつまり、テミンでしょう。「WANT」は、僕にしか出せない雰囲気です。「これは本当にテミンだ。」というシグネチャーイメージを作り上げたいです。」

 

 

「怪盗」、「MOVE」、「WANT」で、セクシー&退廃を完成したテミンの次回のアルバムは、どんな姿なのだろうか。テミンは、「スタイルを完璧に変えたいです。これまで暗い雰囲気の曲が多かった気がするので、次はちょっと明るい雰囲気でやりたいです。」と話し、「明るいといって、可愛くてお茶目なものではなく、メジャーコードと言えばいいんでしょうか、暗くない雰囲気の曲をやりたいです。」と答えた。

 

 

f:id:xoals718:20190211134324j:plain

 

SHINeeでデビューしたテミンは、今年12年目になった。長い時間を共にしたチームなので、テミンにとってSHINeeは所属グループ以上に情が深くなった。チームワークを見せなければならないチームだと思っていた過去と違い、現在はただの兄弟のような感じだと話した。

 

 

「家族とは違いますか、チームやメンバーよりはお兄さんという感じがします。愛情がもっと深くなったと言えばいいんでしょうか。以前はメンバーたちが個人スケジュールをすれば放送を訪れてみたりはしませんでしたが、今は気になれば訪ねてみます。メンバーたちは、14年前に初めて会いました。小学生のときに出会ったので、まだまだ先だと思っていましたが、僕も20代ですし、オニュ兄さんは30才を越えましたね。時間が本当にたくさん流れたということ、最近になって実感しています。周りは変わっていないような気がしますが、すでに変わっていってたんですよね。」

 

 

生き生きして爽やかだったSHINee。その中でも末っ子だったために今もそんな印象が強いが、テミンは歌謡界の中で先輩に属する。そして、数多くの後輩歌手たちのロールモデルとして挙げられるほどに影響力もある。

 

 

テミンは、「多くの後輩たちが僕をロールモデルとして挙げたり、尊敬していると話すたびに、気分がすごく良いです。僕も幼いとき、いろいろな先輩歌手たちを見ながら、夢を育てました。大衆から認められることもありがたいですが、同じ音楽をやっている人が認めてくれるのは格別です。歌手という職業をしている人が賞賛してくれたら、本当に認められている気がします。そうなればなるほど、もっと一生懸命にやらなくちゃという刺激を受けます。」と打ち明けた。

 

 

f:id:xoals718:20190211134400j:plain

 

少年だったテミンは、多くの変化を経て、青年に成長した。今ではSHINeeの音楽とはまた異なる自身だけの独歩的な音楽世界を作り上げていきながら、青年から成人になる境界線に立っている。

 

 

「僕はアイドルですが、アイドルだというには曖昧な年齢になったと思います。アイドルという言葉の意味自体は偶像ですが、「子ども」という言葉が入っているので幼い感じを受けます。昨年と今年を比較すると、僕は青年から成人になった気がします。成人ですが、成長する段階だと言いたいです。年齢の変化を積み上げながら、自分自身を出していく方法が分かるようになりましたし、悩み事を溜め込まなくもなりました。大変だった部分は確かにありますが、うまく出していっているところです。」

 

 

今年の目標と計画を聞くと、テミンは、「美味しいものを本当にたくさん食べたいです。お腹がはち切れそうになるまで食べたいです。最近では中国料理にハマってるんですが、種類が多くないので全部食べてみたいです。」と正直に答え、笑いを誘った。

 

 

「アルバムをたくさん出しましたが、歌がたくさん愛されたらいいなという思いは同じです。でも、今は渇望してやりたい気持ちで臨んでいますね。ソロとして久しぶりにカムバックするだけに、惜しみなく注ぎ込んでお見せしたいです。機会があって別のアルバムが出るなら、新しい姿もお見せしたいです。コンサートを計画中ですが、ステージと僕がひとつになる感覚、ステージが生きている感覚のコンサートにしてみたいです。」

 

 

 

 

LINK☞︎ http://tenasia.hankyung.com/archives/1654482