시작이 반이다.

思い立ったが吉日。

「キム・ユナの<アイドル 工作所> 19話」

 

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K-POPの子、テミン

 

太初にテミンがいた。「お姉さんは僕のMVP」と言って、そこら辺の腕より細い脚で求愛のダンスを踊る5人の少年の真ん中に、彼がいた。ダンスをうまく踊るが、単純にダンスをうまく踊るというには、どこか失礼に感じられた。重力に逆らう鳥の羽のような体の動き。この世に無害な笑顔を満面に浮かべたまま、おかっぱ頭をサラサラとなびかせる16歳のテミンは、それ自体でK-POP内で息をする「少年」書記で、正確に一致する人物だった。

そんなふうに、9年が過ぎた。その短くない時間の中で成し遂げられたテミンの成長は、まるでK-POPが夢見ることのできるすべての幸運の中で最上の組み合わせだけを引き出した作品とも思える。生まれ持った才能、息つく暇のない努力、努力に組み合わさる結果。「お姉さんはとても綺麗」時代は、一小節、ラップ一言を吐き出すことも敵わなかった末っ子は、すでにグループ初のソロデビューをしたり、タイトル曲のメインパートを担当することも、もうこれ以上違和感はなくなった。

違和感がないということは、また失礼な言葉かも分からない。初ソロアルバム[ACE](2014)と初正規アルバム[Press It](2016)は、K-POPが生み、K-POPが育てた、K-POPの子が作り出した欠点のない完成品であるからだ。

その場所が、砂漠でも宮殿でも、日常のような音楽放送ステージでも関係ない。ダンスを踊ることに疲れたら歌を、歌を歌うことに疲れたらダンスを踊ったという少年は、もう自身がどのようにすれば最も輝くことができるかを、誰より正確に知り、実行する。BOYFRIEND ミヌからSEVENTEEN ジョンハンにおよぶ数多くの後輩たちが自身のロールモデルとしてテミンの名前をあげるのは、おそらくそんな理由があるからだろう。自分自身を知ることはもちろん、努力までやめない才能。決して滅多にいない。

「僕は自分に向かう強い信頼が僕のエネルギーの原動力だった。夢のための僕の努力が今の僕自身を作り上げたように、僕はもっと大きな目標のために信頼を持って、努力します。」テミンが自身の初ソロアルバム[ACE]に直接作成した台詞だ。

どんな強要もない自らの自覚と意志を基礎に、恐れなく前進する若さ。ダンスと歌、場合によっては品性まですべて満ち足りてこそ、より明るいスポットライトを受けることのできるK-POPシーンは、そんなテミンにきっと似合う天の恵みの遊園地のようだ。もう24歳。ステージ上とカメラ前で輝く彼に出会える日が、今も私たちにこんなにもたくさん残った。


Q:誰かが万が一、お金を数百億あげるから歌手を諦めろと言ったら、どうする?

テミン:僕はもともと最高になることが夢なので、関係ないです。最高になって、数百億を稼げばいいんです。


文:音楽評論家 キム・ユナ

 

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